シンガポールってどんな街?日本人観光客にはあまり知られていないシンガポール在住者ならではのシンガポールの特徴をご紹介!
こんにちわ、シンガポールナビです。シンガポールの特徴といえば?と聞かれるとほとんどの方は「一年中常夏」「青い海」「マーライオン」など南国のイメージを挙げる方がほとんどではないでしょうか?日本の国土や人口と比較してみると、シンガポールは小さな国ですが、国内ではさまざまな国籍の人々が共存しているまさに人種のるつぼのような国です。東南アジアの最大級の空港といわれる「チャンギ空港」や金融企業が立ち並ぶマリーナエリアなど、現在世界の人々が集まりやすい国として観光だけでなく経済の面でも注目されつつあります。今回は現在最も勢いのある国、シンガポールの特徴をご紹介していきます。
①空港から市内が近い
日本だと市内から空港までかなり時間がかかってしまい、朝のフライト時間だとかなり早く起きる必要があったりとかなり面倒臭かったりしませんか?シンガポールだとその心配はありません。まずシティといわれる市内からチャンギ空港まではタクシーで30分ほど、MRTだと1時間弱で着いてしまいます。チェックインもほとんどの国際線が1時間前チェックインでOKだったりと南国ならではルーズだったりするので、空港へのアクセスは他国に比べればかなり便利です。そのため、国際会議や企業会議などがよくシンガポールで行われたりします。
タクシーで空港まで行く際は高速道路を使います。
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空港まで近いとチェックインも焦らずできますね。
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②自然があまり見られない、山がない
南国のシンガポールは熱帯雨林に覆われた自然が多いイメージがありませんか?確かにナイトサファリやシンガポール動物園などの郊外に行けばヤシの木や森林などの自然を見ることができますが、マーライオンパークやセントーサ―などの観光スポットにはあまり自然が多いと感じることは少ないかもしれません。またシンガポールには山がありません。シンガポールの一番高い場所は「ブキティマ・ヒル(Bukit Timah Hill)」と言われ、標高がなんと163.63メートルしかないという丘になります。
③エスカレーターが速い
旅行客の方はMRTを乗る際にエスカレーターに注目してください!日本に比べるとかなり速いスピードで動いていてびっくりするかもしれません。日本と同じ感覚で乗ろうとするとこけてしまう可能性もあるので注意してください。なぜこんなに速いスピードなのでしょうか?ある人は「混雑を避けるため」またある人は「一刻も早く目的地に着くように」とさまざまな意見が交わされています。シンガポールの発展スピードの速さをまるで表しているようです。基本的には左側に立ち、右側を急いでいる人たちのためにあけておきます。さまざまな国籍の人が交わる国なので、右側に立ってしまったり、二人並んで通り抜けられないときもありますが、そこは適宜対応していきましょう!
足元にご注意ください!
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急いでいる人のため、右側をあけましょう。
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④明るくのなるのが遅い
南国なので太陽が早く昇ると思いきや、シンガポールは6時30分だとまだまだ暗く、7時頃に太陽が出てきてやっと明るくなります。太陽が昇るまでの涼しい間に早朝ランニングをする人も多く、人々が活動を開始するのは少し遅い時間になります。シンガポールで早朝便で着く人も多くいますが、チャイナタウンの出店やショッピングセンターが開くのが早くても10時からなので、早朝モーニングを提供しているカヤトースト店やホーカーなどで開くのを待ちましょう!
朝はホーカーで朝食を!
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カヤトーストなどの朝食を提供する店は8時ころから開店します。
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⑤日本のラーメン店が多く見られる
最近、シンガポールには日本のラーメン屋が多く見られます。大きなショッピングセンターには必ず日本のラーメン店が入っており、ローカルからも美味しいと大人気!ブギス+にはラーメンチャンピオンという有名ラーメン店が集まったフードコートがあるので、ラーメン好きにはたまりません!シンガポール人の味覚に合わせたメニューを開発してたり、日本の味そのままを提供していたりと、店によって様々です。一度試してみるのはいかがでしょうか?
シンガポールはとんこつラーメンが多いそうです。
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日本の味に恋しくなったらラーメン!
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⑥多国籍国家
シンガポールは国民が70%中華系、20%がマレー人、残り10%は違う国からの移住者となっています。街中を見渡せば、肌の違う人々が行き来しています。そんな光景は日本ではめったに見れません。人種以外にも、仏教やキリスト教、ヒンドウー教、イスラム教、シーク教などさまざまな宗教の施設も見ることができ、色んな人々が混ざり合う国際色豊かな国です。この国の祝日もクリスマスからベサックデー(仏教の祝日)ハリラヤ(イスラム教の祝日)と各宗教の祝日、お祭りを体験することができます!
⑦ミックスする言語
表示はなんと4か国語で書かれています。
多国籍国家だったら言葉はどーなるの?と思う方も多いのではないでしょうか。シンガポールの国語は「マレー語」、公用語はなんと「英語」「中国語」「マレー語」「タミル語」とかなり幅広い言語が使用されています。主にビジネスの場で使われるのは英語、ですが一歩日常生活を覗いてみると人種によってさまざまです。中華系は中国語、マレー系はマレー語、インド系はヒンドウー語だったりと街中で喋られている言語もさまざま。実際隣で何を喋っているのかわからない!なんてことは日常茶飯事にあります。シンガポールは幼稚園の頃から、言語の科目として第一言語に「英語」、第二言語は選択となっていることが多いそうです。公用語以外にも日本語や韓国語など様々な言語を小さい頃から取り入れることで、国際人の育成により力をいれることができるみたいです。
シンガポールではコーヒーのことをKOPIと言ったり独自の言語があります。
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上から英語・中国語・マレー語・アラブ語と記載しています。
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いかがでしたか?日本では当たり前のことがシンガポールではおかしな常識だったり、逆に日本人がびっくりするようなことがシンガポールでは日常茶飯事に起きています。シンガポール人の生活を知ることは、シンガポールの特徴を知ることのできる近道となるので、ぜひ旅行で訪れた際はぜひ現地の人々の文化に触れてみて下さい。以上シンガポールナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-09-04