シンガポールのタクシーに乗ってみよう!

ストレスフリーなタクシーをうまく乗りこなそう!

こんにちは、シンガポールナビです!シンガポール旅行中の移動で何かと便利な交通手段と言えばタクシー。日本のタクシーよりも割安なのでついつい気軽に利用してしまうほど。旅行者の利用も多いシンガポールのタクシーをじっくりご紹介します。

シンガポールのタクシー

目的地の住所が書いたものや、地図などがあると誤解がなく便利です。宿泊するホテルのカードなどあれば便利ですね。

目的地の住所が書いたものや、地図などがあると誤解がなく便利です。宿泊するホテルのカードなどあれば便利ですね。

○車体
ほとんどがセダン型のタクシーですが、一部では、バンや、ロンドンタクシーのような車体もあります。

○メーター制
国によっては、運賃が交渉制だったり、激しい客引き合戦があるところもあるのですが、シンガポールではメーター制。客引き合戦もないので、安心して乗車できます!

○英語でOK(運転手によっては、中国語、マレー語やタミール語も)
タクシー運転手とのコミュニケーションは基本英語。中華系の運転手だったら中国語でも大丈夫。コミュニケーションと言っても、片言の英語で目的地の場所を伝えるので十分です!ミスコミュニケーションをなくすために、目的地の住所やビルの名前を英語で紙に書いて運転手に見せるというのもお勧めです!

タクシーの値段

細かいチャージについてはタクシーの中にも説明書があります。

細かいチャージについてはタクシーの中にも説明書があります。

市内中心部にあるERP

市内中心部にあるERP

チャンギ国際空港から市内周辺までの料金表。あくまでも目安です!

チャンギ国際空港から市内周辺までの料金表。あくまでも目安です!

タクシー会社によって初乗り運賃が数10セント違いますが、通常のセダンであれば3.00Sドルから3.40 Sドル(2015年8月現在)。乗車後、走行距離や乗車時間で料金が加算されていきます。

主な追加&割増料金(2015年8月現在)
*ミッドナイト・サーチャージ
24:00(深夜)~05:59 運賃の50% 増

*ピークアワー・サーチャージ
06:00~09:30 (月~金) 運賃の25%増
18:00~24:00 (祝日を含む毎日) 運賃の25%増

*シティーエリア・サーチャージ
17:00~24:00 (祝日を含む毎日) 3.00 Sドル (シティエリアから乗車する場合に加算されます。)

*ロケーション・サーチャージ
チャンギ国際空港から 17:00~24:00 (金~日) 5.00 Sドル
チャンギ国際空港から 上記以外の時間帯 3.00 Sドル
マリーナ・ベイ・サンズから 06:00~16:59 (日、祝日) 3.00 Sドル
リゾート・ワールド・セントーサから すべての時間帯 3.00 Sドル

*ERP (Electronic Road Pricing)・チャージ
市内中心部に設置されているERPのあるゲートを通過するごとにチャージされます。
○ERP:市街地の渋滞を緩和するために導入され、車両が道路を通る際に自動で料金を徴収される仕組み。市内中心地にはERPのゲートがいたるところに設置されています。

*ブッキング・チャージ(予約をして乗車する場合。以下の料金は通常のセダン車のタクシー。タクシー乗り場からや流しのタクシーに乗車する場合はこの追加料金は発生しません。)
06:00~09:30 (月~金) 3.30 Sドル
18:00~24:00 (祝日を含む毎日) 3.30 Sドル
上記以外の時間帯 2.30 Sドル
30分以上前に予約する場合(Advance Bookings) 8.00 Sドル

タクシーの乗り方

一番簡単なのが、空港やホテルやショッピングセンターにあるタクシー乗り場から乗るパターン。列にならんで乗車します。
周りにタクシー乗り場がなければ、道路脇で手をあげてタクシーを止めるやり方。ただし、バス停の近くなど、タクシー乗車ができないエリアもあります。
手をあげてタクシーを止める場合は、タクシーの上の表示の色に注目してください!
「緑」:乗車可能
「赤」:Hired、やBusy、またOn Callは予約している人がいるのでいずれも乗車はできません。
空港に向かうなど、どうしても前もってタクシーを予約しておきたい!という人は勿論予約できます。ホテルのフロントなどでタクシー予約のお願いをしてもよいでしょう。
緑のライトが乗車可能の目印

緑のライトが乗車可能の目印

赤のライトは乗車できません

赤のライトは乗車できません

タクシーの乗車中

タクシー乗車時は、自動扉ではないので、自分で開けてください。1~2人の場合は後部座席に乗りますが、それ以上だったら助手席に座っても大丈夫。時々1人で乗車でも助手席に乗っている人を見かけます。
スーツケースのような大きな荷物がある場合は後ろのトランクに入れます。1人で持ち上げられなさそうな荷物だったら運転手もトランクに入れるのを手伝ってくれます!
シートベルトは基本的に着用必要です。後部座席の場合は運転手もシートベルトを締めるように言ってこない場合が多いのですが、自分の安全は自分で守るためにもシートベルトをお勧めします。
メーターは運転席の横に付いています。

メーターは運転席の横に付いています。

座席はこんな感じ。

座席はこんな感じ。

下車時にタクシー運賃を支払います。小銭や小額紙幣(2、5、10Sドル札)をなるべく多く用意しておきましょう。レシートがいる場合はレシートも発券してくれます。レシートには乗車時間や下車時間、走行距離のほかに運賃の詳細まで書かれています。
忘れものがないかを確認したら、目的地での行動開始です!

【タクシーの予約電話番号】
Comfort/City Cab 6552-1111
SMRT 6555-8888
【タクシーの遺失物取扱所の電話番号】
Comfort/City Cab 6552-4525
SMRT 6477-5350
注意:いずれも月~金曜日の08:00~17:30のみ。

シンガポールのタクシーについて疑問&質問!

あちこちにあるタクシースタンド

あちこちにあるタクシースタンド

チャンギ国際空港のタクシー乗り場

チャンギ国際空港のタクシー乗り場

タクシーでレシートをもらいましょう。ここには車のナンバー、乗車・下車時間が乗っているので忘れものをした時に手がかりとなる情報がたくさんあります。

タクシーでレシートをもらいましょう。ここには車のナンバー、乗車・下車時間が乗っているので忘れものをした時に手がかりとなる情報がたくさんあります。

荷物が多い時は、後部のトランクへ。運転手も手伝ってくれます。

荷物が多い時は、後部のトランクへ。運転手も手伝ってくれます。

*雨の時にタクシーがつかまらない!
雨の時は、みんなタクシーに乗りたいもの。ということで、タクシーがつかまらないことがよくあります。乗る時間が決まっている場合は、ホテルのフロントなどでタクシーの予約をお願いしておくのもいいかもしれません。(タクシーの予約には別途料金が加算されます。)

*タクシーが遠回りをした!
シンガポールでは一方通行の道路がよくあります。目の前に目的地が見えていても、一方通行の道路のために、迂回しなければならないこともあるんです。

*料金が上乗せされた!
市内中心部を走る車に追加料金(ERP)がかかります。また空港、マリーナ・ベイ・サンズ、リゾート・ワールド・セントーサ等からタクシーに乗る時も追加料金が発生します。ピーク時の乗車では割増料金が発生します。走行中にメーターが表示していた料金に、加算されるのでご注意ください。(上記の「主な追加&割増料金」でチェックしてください!)

*車内に忘れものをした!
忘れものをしたら遺失物取扱所に連絡を!その時に乗車・下車した時間などできるだけ情報を渡せるようにしておくといいでしょう。「そんな情報、いちいち覚えてないわ!」という皆さん、ぜひともレシートをもらうようにしておくのをお勧めします。レシートには車のナンバーや、乗車・下車した時間、それにタクシー会社の電話番号が記入されています。

*小銭がない!
タクシー乗車時には10Sドル札等の小額紙幣が用意されていますか?十分なお釣りが手元にない運転手もいます。タクシーによってはクレジットカードでの支払いができる場合もありますが、クレジットカードでの支払いには手数料がかかります。

*チップは必要?
基本的にはチップは不要。でも、大きな荷物を運ぶのを手伝ってもらったなど、感謝の意があれば、お釣りの端数を渡すことはよくあります。

*行先を告げたら、乗車を断られた!
午後5時頃はタクシーの運転手のシフトチェンジの時間。この時間帯に地名が書かれたボードや表示をつけたタクシーをよく見かけます。ボートに書かれた地名へ運転手が仕事を終えて帰宅・帰社するので、この帰宅・帰社の道中にある目的地であれば、乗車できることがありますが、まったく行先が違う場合は断られることがあります。

*女性1人での乗車は大丈夫?
女性1人での乗車も特に危険ということはありません。日没後でも1人で乗車しても身の危険を感じるということはあまりありません。ただし、100%の安全が保証されているわけではないので心配な場合は、複数での乗車をお勧めします。

いかがでしたか?荷物が多い時や、時間が限られている時に便利なタクシー。シンガポールのタクシーは料金もメーター制で料金交渉なしのストレスフリー。うまくタクシーを利用して充実した楽しい旅を実現してください!以上シンガポールナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-03-27

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