日本に比べ安く、便利なシンガポールのタクシー!
シンガポールのタクシーは日本に比べる初乗り運賃が2.80-3.00ドルとかなり安く、気軽に利用できます。東南アジアでよくありがちな白タクなどなく、 料金も明瞭。タクシー台数も多いのでピーク時、雨天の日以外は比較的見つけやすく、ストレスフリー!
<タクシーの種類>
近年いろいろな会社が参入していてタクシーの種類もいろいろ。赤、黄、青、シルバーなどカラフルな色の車がありますが、基本的なサービスは同じです。会社や車の大きさによって初乗り運賃に差が少しありますが、危険を伴うなどの理由から利用を避けなければいけないタクシー会社はありません。
<タクシー乗り場(タクシースタンド)>
ホテルやショッピングセンター、道路にあるタクシースタンドに並んで乗るのが一番簡単です。タクシースタンド 付近には看板もあるので簡単に見つけられます。
2重のジグザグ線のある道路や、バス停の近くではタクシーの乗り降りが出来ません。
市内中心部ではタクシースタンドからの乗車が基本ですが、中心部以外では流しのタクシーに乗ることもできます。
黄色の2重ジグザグ線がある場所、バス停近辺ではタクシー乗車が禁止されているのでご注意ください。また、タクシーの上部にOn Callの表示があれば、予約済みのサイン。行き先を示しているタクシーは、帰社・帰宅途中路なので行く先が合えば乗せてもらえます。
流しのタクシーに乗る場合はタクシー運転手にわかるように手を上げて合図しましょう。
<タクシーの乗り方>
シンガポールのタクシーは日本のとは違い、乗車ドアの開け閉めは手動です。あとタクシーに乗り込んで行き先を告げるだけ。
タクシーの運転手は、最低限の英語を話します。不安があれば目的地を英語で書いて渡すと問題ないでしょう。
<タクシーの料金>
車の種類により多少料金に 差がありますが、シンガポールのタクシーはメーター運賃以外に追加料金が課せられます。
初乗り運賃 2.80-3.0ドル
ピークアワー (月~金 7:30-9:30/月~土 17:00-20:00) メーター運賃の35%増
チャンギ空港乗り入れ 3-5ドル
ERP 通過の際に随時徴収(徴収額1-2ドル)
ERPは市街中心地にあちこちあります。
ERPとは? 市街地の渋滞を緩和するために導入され、車両が道路を通る際に自動で料金を徴収される仕組み。市内中心地にはERPのゲートがいたるところに設置されて います。
<タクシーの予約>
タクシースタンドに並んでタクシーに乗ることもできますが、予約ももちろん可能。予約は各タクシー会社の予約番号へ電話をする簡単なシステムです。
前もって予約する場合(advanced booking)では
・希望時間
・ピックアップ場所
・名前
が必要になります。
ピックアップ場所はホテル、ショッピングセンターの名前で問題あり ませんが、そのほかの場合、住所や、通り名などが必要になります。
今すぐ乗りたい場合(current booking)では
・今居る場所(ピックアップ場所)
・名前
を伝えます。
その後しばらく待つと、タクシーの車番とどのくらいでタクシーが来るのかを 音声アナウンスで伝えてもらえます。
予約した場合、基本料金以外に予約代として追加料金が課せられます。
・advanced booking 5.00ドル
・current booking (ピーク時) 3.50ドル
・current booking (ピーク時以外) 2.50ドル
*スコールが突然降り出したときは、タクシーの予約が大混雑でなかなかできません。このような場合は、予約センターへ電話したからといって、必ずすぐにタクシーがピックアップに来るという保証はありません。あしからず・・・。
主なタクシーの予約電話番号
Comfort/City Cab 6552-1111
SMRT 6555-8888
<タクシーに乗る際の留意点>
タクシー運転手が、右も左もわからない観光客を乗せたと分かった途端、目的地までわざと遠回りしたのでは?と 心配する人もいますが、シンガポールの中心地は一方通行が多いため、目的地まであとわずかでも、迂回しないとたどり着けないという場合が多いです。
また、深夜乗車や、市内中心部の移動の場合は基本料金以外にも上記にあるようにいろいろな追加料金が課せられますのでご注意ください。
目的地までの行き方が分かっている場合は、ルート指定もできます。また、料金の明細が欲しい場合は、レシートももらえますので、タクシー運転手に気軽に話しかけてみてはいかがでしょうか。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-05-23