早起きして、高級ホテルの朝食ブッフェへ出かけよう!

シンガポールだからこそ、朝から優雅でオトクに世界の各国料理が楽しめます!

こんにちは~、シンガポールナビです。海外旅行でホテルに滞在する楽しみは、なんといっても朝食ではないでしょうか。特に高級ホテルでは、優雅に、そして好きなだけ好きなメニューを楽しめるブッフェスタイルが一般的。一見、同じように見えがちの朝食ブッフェですが、 朝食はチェックアウト前の最後のくつろぎの場でもあり、その印象がそのままホテルの印象を左右するといっても過言ではなく、各ホテルが朝食の内容に力を注いでいます。特にシンガポールは多民族国家で観光にビジネスにと世界中の人々が往来する東南アジアのハブ。だからこそ、そのメニューの種類の多さやジャンルの広さには驚かされるばかり!そこで今回は人気のラグジュアリーホテルを例に、シンガポールの朝食ブッフェをご紹介してみましょう。

シェフ自ら地産地消を実践!? ホテルの裏手には、小さな畑もある ~フォーシーズンズホテル~

まずやってきたのは、フォーシーズンズホテル シンガポール。日本では東京・目白の「フォーシーズンズホテル椿山荘」としてもおなじみの国際ホテルブランドだけに、安心して宿泊できるイメージをお持ちの方も多いのでは。実際に、日本人の出張者、旅行者や、在星日本人も多く立ち寄り、おもてなしに定評があるホテルとして人気です。朝食ブッフェ会場は、インターナショナルレストラン「One-Ninety(ワン・ナインティ)」。
とっても落ち着いた雰囲気で優雅。大きな柱がしきり代わりになり、ほどよいプライベートな空間が保たれています。実際にゆったりと新聞を読みながら、朝食を楽しむ人の姿も。ブレックファーストミーティングや、お客様との商談の場として、朝食時間を有効に活用している欧米人ビジネスマンの姿も見られます。
さっそくパンコーナーで、気になるシロモノを発見しました。蜂の巣からハチミツがとろーり。これをパンにつけて食べるなんて、贅沢~!ハム類やサラダ、フルーツなど美しく並べられています。朝食ブッフェの目玉の一つは、卵料理をその場でオーダーして、作ってもらえるか、否か。こちらではもちろん、スタンドの前で注文して、好みの卵料理を作ってもらえます。
こちらは人気の和食スタンドです。これは珍しい! 日本人として嬉しすぎる逸品。日本の白米の上に乗せて、うな丼として楽しむ方も多いとか。
しかし、驚くのはこればかりではありません。それはナント、ホテルの裏側に菜園があってビックリ!!チリ、レモングラスなど10種類のハーブを栽培しているほか、マンゴやパパイヤなどの南国フルーツも育てています。畑は、ブルーノ総料理長率いるシェフチームが日々、交代交代で、管理しているそうです。こうして手をかけられて育てられたスパイス類やフルーツが、食卓に並ぶなんて、シンガポールでは非常に珍しい光景です。朝からホテルの敷地内を散歩する宿泊者の方々も、なんだろうと思わず覗き込まずにいられないスポット。宿泊者の方とシェフと談笑している光景も見られます。なんだか、ほのぼのしてて素敵ですね。

アジアンコンテンポラリーな空気が心地良いグローバルブッフェ ~マンダリン オリエンタル〜

次にやってきたのは、話題のエリア・マリーナ湾に面している人気高級ホテル、マンダリン オリエンタル シンガポール。多国籍料理を供している「メルト・ザ・ワールドカフェ」が朝食ビュッフェ会場。マンダリン オリエンタルならではのアジアンコンテンポラリーな空間で、スタッフの笑顔が朝からほっとさせてくれます。
店名の通り、世界中の料理を朝からブッフェ形式で堪能することができます。朝食ビュッフェの種類が和洋中・アジア・インド料理ととにかく豊富。ラグジュアリーでありながらリラックスしたおしゃれな雰囲気の店内に、ギャラリーのようにディスプレーされています。パンも充実! 小ぶりなので、いろんな種類を"食べ比べ”できるのが嬉しい。南国に来たら、欠かせない新鮮フルーツにも注目。朝からビタミン補給をたっぷりと。
もちろん、卵料理も好みに合わせてその場で調理してくれます。インド料理のコーナーにも注目。カレーやチキンなど本場インド料理の味が、朝から楽しめます。

なんといっても朝食ブッフェの品揃えが抜群 ~シャングリ・ラ ホテル~

そして朝食ブッフェといって欠かせないのが、シンガポール屈指の大型高級ホテル、シャングリ・ラ ホテル シンガポール。朝食会場はカジュアルな雰囲気のブッフェレストラン「ザ・ライン」ですが、ここはなんといっても朝食ブッフェの種類の多さが半端ではない規模を誇っています。その種類なんと200種類!!朝からランチブッフェに来てしまったんじゃないか、と勘違いしてしまっても過言ではなく(!?)、何を食べようかと迷ってしまうほど。店内は、白とオレンジが基調の、清潔感溢れるモダンでカジュアルな空間です。
朝食ブッフェ全般を監修しているのが、ファスティーノ・ピカルド副料理長(写真左)。毎日1000人ものお客様が来店する人気のビュッフェレストランだけに、隅から隅まで目を行き届かせています。一つ一つの料理が、しっかりと温度管理されていて、ベストな状態でいただくことができます。そして料理を切らさないようにと、現場のシェフ達はチェックに余念がありません。
もちろん、好みの卵料理もその場でオーダーできますよ。生絞りのフレッシュフルーツジュースも、朝食の楽しみですね。南国だったらこんなに種類もたくさん! 日本のホテルだと、なかなかここまでお目にかかれないですよね。
めまぐるしく、朝から晩までおいしい食事がいっぱいのシンガポール。話題のスポットも、続々オープンしまくりで、せっかくの旅行もお腹がすいては観光やショッピングどころではなくなってしまうなんて、とっても残念ですよね! 流行の朝方生活実践中の方はもちろん、普段は夜型の方も、旅行中はとびっきり早起きして、ホテルの朝食ブッフェでゆったりとしたひと時を過ごしてから、街に繰り出すのも賢い選択!もちろん宿泊者じゃなくてもホテルのレストランは利用できるので、お気に入りのホテルに朝食だけを食べに行ってみたり、滞在中、いろんなホテルの朝食を試してみるのも面白いですよ。シンガポールで優雅にがっつり朝食を! 以上、シンガポールナビでした。

<今回ご紹介した朝食ブッフェレストラン情報>

「ワン・ナインティ」 (フォーシーズンズホテル シンガポール)
営業時間 6:30-10:30 無休
料金 大人 S$45(税・サ別)  / 子供【5~11歳】 S$28(税・サ別)

「メルト・ザ・ワールドカフェ」 (マンダリン オリエンタル シンガポール)
営業時間 6:30~10:30 無休
料金 大人 S$46(税・サ別)  / 子供【4~7歳】 S$28(税・サ別) 【8~11歳】 S$38(税・サ別)

「ザ・ライン」 (シャングリ・ラ ホテル シンガポール)
営業時間 平日6:00~10:30 土日祝 6:00~11:00 無休
料金 大人  S$39(税・サ別) / 子供【6~11歳】 S$20(税・サ別)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-10-28

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