一日中遊べるテーマパークの王国、セントーサ島。ただいま人気のアトラクションをご紹介します!
こんにちは、シンガポールナビです。シンガポールの南部にあるセントーサ島は、楽しいアトラクションが競って立ち並ぶエンタメの王国。もともとの人気施設に加えて、新しいアトラクションも続々とオープンしています。今日はイマドキのセントーサ島のおすすめポイントをご紹介します!
セントーサ島へのアクセスは、セントーサ・エクスプレスやケーブルカーで
セントーサ島へ遊びに行くには、「セントーサ・エクスプレス」というモノレールに乗るのが便利です。まずMRTのハーバーフロント駅へ行き、直結しているショッピング・センター「ビボ・シティ」の3階へ上がると、モノレールのセントーサ・ステーションがあります。リゾート・ワールド・セントーサへ行くには、1駅目のウォーターフロント・ステーションで下車。36mの巨大マーライオンへ向かうには、2駅目のインビア・ステーション下車。ソング・オブ・ザ・シーへ行くには、3駅目のビーチ・ステーションで下車します。
また、マウント・フェーバーから乗車する、「シンガポール・ケーブルカー」でもセントーサ島に行くことができます。こちらは上空からリゾート・ワールド・セントーサや巨大なマーライオンを、眼下に眺めることができるのが魅力です。
モノレールの「セントーサ・エクスプレス」
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眺望が魅力の「シンガポール・ケーブルカー」
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いま注目度No.1!「シー・アクアリウム」の大パノラマ水槽
ウォーター・フロント・ステーションを降りると、すぐ目の前にリゾート・ワールド・セントーサが広がっています。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールをはじめとするエンターテインメント施設や、カジノ、ホテル、スパ施設などを備えたリゾート王国ですが、いま一番注目を集めているのは、2012年の暮れにオープンした「マリンライフ・パーク」!海の生物に親しむための総合施設で、海洋水族館の「シー・アクアリウム」と、遊園地の「アドベンチャー・コーヴ・ウォーターパーク」の二つのパートに分かれています。
特に話題なのは、「シー・アクアリウム」の中にある大パノラマ水槽「オープン・オーシャン」(写真右)。幅36メートル、高さ8.3メートルもある、世界最大級の海洋水槽です。全長8メートルにもなるマンタ(オニイトマキエイ)や、2メートルを超えるタマカイ、ナポレオンフィッシュやトラフザメなどが悠々と泳ぐパノラマ水槽は、幻想的な別世界。マンタが窓に向かって泳いでくるときなどは「おおっ!」とどよめきが起こるほどの迫力です。雄大な海の世界をご堪能ください。
パノラマ水槽「オープン・オーシャン」で悠々と泳ぐマンタ
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マンタが見学客に向かって泳いでくる! 迫力満点です。
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ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの一番人気「トランスフォーマー・ザ・ライド」
今やセントーサ島の顔として定着したユニバーサル・スタジオ・シンガポール。2010年のオープン以降も新しいアトラクションを取り入れて、続々とリピーターを呼び込んでいます。そんな「USSファン」たちから熱い人気を集めているのが、2011年5月に導入されたアトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」。映画「トランスフォーマー」の世界を、3D映像を駆使したシステムで再現しています。ゲストは3Dメガネをかけてからオートロボットの車両に乗り込み、臨場感あふれるバトルの中へ突入するのです。トランスフォーマーのファンも、SFの世界を体感したい人も、見逃せませんよー!
セントーサの顔、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
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人気アトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」
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眺望抜群のマーライオンの頭から、進化するセントーサ島を見てみよう!
各種アトラクションで遊んだら、見晴らしのいい場所からセントーサ島を見渡してみませんか? セントーサ島の中心部には、高さ37メートルの巨大なマーライオンが立っています。マリーナ湾に向かって水を吐いている、本家マーライオンの4倍以上の大きさ! 実はこのマーライオンは展望台になっており、口の部分と頭のてっぺんから、セントーサ島全体の様子を眺められるのです。
まずマーライオンの中に入ると、プロジェクターで「マーライオンの伝説」のアニメが上映されます。王子やマーライオンをシンプルな線で描いているのが楽しいです。アナウンスは英語ですが、日本語の字幕もあるので安心ですよ。
その後エレベーターで上部に上り、マーライオンの口と頭から、周囲の景色を見ることができます。島全体を360度見渡せる、頭部の展望台からの眺めは最高。新しいアトラクションや、今なお工事中の建物も見えて、セントーサ島がどんどん進化していることがわかります。ここからの景色を見ると、何度でもセントーサ島に足を運びたくなる、そんな楽しい展望台です。
「マーライオンの伝説」のアニメ。 日本語の字幕もあります!
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口からの眺め。牙のシルエットが楽しい。 右手にユニバーサル・スタジオ・シンガポールが見えます。
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全長24メートルの鶴が踊る「クレーン・ダンス」。目を見張る壮大さ、しかもタダ!
セントーサ島には、夜も楽しめる数々のエンターテインメントがあります。そんな中でもオススメしたいのは、リゾート・ワールド・セントーサのショー「クレーン・ダンス」。導入されたのは2010年12月ですが、ここ2年ほどの間に口コミでじわじわ人気が上がってきた、マルチメディアショーです。クレーン車を文字通り鶴に見立てて、2羽の鶴の出会いから飛翔まで、ダイナミックなダンスで表現するのです。
鶴の高さは24メートル、ビルにすると10階建ての高さ。ただ動くだけでなく、目の部分のライトや胸の部分のモニターで、表情や心理を表現しているのがスゴイ! 鶴の羽は、大漁の水の噴射とライトアップで繊細に表現されています。対岸の夜景を背景に踊る巨大な鶴たちは、まるでアニメに出てくる動物ロボットみたい。10分のショーの最後には花火も打ち上げられて、2羽の鶴を華麗に彩ります。この壮大なショーが、何と無料! ぜひ一度ご覧になってみてください。
立ち上がる2羽の鶴たち。大きい!
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水の噴射で表現する羽を、お互いに見せ合う鶴たち
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恋に落ちる鶴。モニターで表情を表しています。
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羽ばたく鶴。水とライトアップで躍動感を演出します。
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以前から人気のショーも健在。「ソング・オブ・ザ・シー」はプレミアム席も用意!
続々と導入される新たなアトラクションと同様に、以前から人気のエンターテインメントも負けていません。島の南西側のビーチで行われるー「ソング・オブ・ザ・シー」は、光と噴水と音楽を駆使したミュージカル仕立てのショー。海上に大量の水を噴出して霧状のスクリーンを作り、そこにCG映像を投影しているのが見どころです。まるで夜空に人物や動物が浮かんでいるように見えるのです。
スケールの大きいこのショーは、オープン当初から現在まで変わらぬ人気が続いており、座席が取れないこともしばしばあります。そんな状況を解消するため、今ではインターネットで座席を予約できるうえに、眺めの良いプレミアム席も設定されるようになりました。時間が限られた旅行者の方々にピッタリ。ぜひ利用してみてください。
【注】「ソングオブザシー」は2014年5月に終了し、6月よりステージを新に壮大なスケールで行われる光と水と音楽のショー「ウィング オブ タイム」が始まりました。
朝から晩まで一日中楽しめるセントーサ島。新アトラクションが続々と加わり、何度訪れても楽しい場所です。ぜひ何回も足を運んで、新しい魅力を見つけてくださいね。以上、シンガポールナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-07-03