常夏の国で夜風に吹かれながら夜のエンターテインメントを満喫!
こんにちは、シンガポールナビです。夜も一年中半袖で過ごせるシンガポールでは、夜間に楽しめるエンターテインメントも、魅力的な観光のポイントです。町中のレストランが盛り上がるのも、実は夜21時を過ぎてから。そんな夜更かしの国シンガポールの、夜のエンターテインメントをご紹介しましょう。
シンガポールのナイトライフの拠点、クラーク・キー
シンガポールの夜の観光スポットといえば、真っ先に名前が挙がるのがクラーク・キー。シンガポール川の周辺に、多数のレストランやバー、クラブやカフェが並んでいます。リード・ストリート沿いには、ライトで色が変わる巨大な屋根が設けられており、まるでSF映画のセットよう。屋根に覆われているので、雨が降っても夜遊びできることも、大きなポイントです。リード橋から眺めた光景が、特に鮮烈ですヨ!
MRTクラーク・キー駅を出て、プロムナードから眺めた光景
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色が変化する屋根で覆われたクラーク・キー
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リード橋を渡って右に曲がり、ノース・ボート・キーを歩くと川沿いにレストランやバーが並んでいます。各店舗は屋外に、UFOのような屋根で覆ったオープンテラス席を設けており、とてもロマンチック。美しい夜景を眺めながら、川を渡る風に吹かれて食事をしたりビールを飲んだりするのは、たいへん快適です。ノース・ボート・キーの奥には、最高時速200kmで上空に放り出されるエンターテインメント施設「ジーマックス・リバース・バンジー」もあります。一杯ひっかけてから乗らないと、とても挑戦できない恐ろしさかも?!
夜行性の動物たちが躍動するナイトサファリ
シンガポールには、熱帯雨林を活かした観光施設が複数あります。その中でも名高いのが、夜の動物園「ナイトサファリ」。40ヘクタールの敷地に、約130種類の動物がいます。夜間ならではの涼しい空気や神秘的な雰囲気の中で、迫力ある夜行性動物の生態を見られることから、世界中から観光客が集まる人気のエンターテインメント施設になっています。
夜行性動物の目を描いたナイトサファリのマーク
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園内の、アフリカを思わせる影絵のディスプレイ
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ナイトサファリにはトラムに乗ってライオンやサイを見るコースと、歩いて森の小動物やヒョウを見る徒歩コース(トレイル)があります。45分間のトラムのコースでは、恐竜のようなサイが目の前を歩いたり、バクが闇の中から突然ぬっと現れたり、驚きの連続! 日本語トラムもあるので、入場時に予約しておきましょう。徒歩コースでは、昼間はぐったり眠りがちなヒョウやオオカミたちが、盛んに吠えたり走ったりする姿に目を奪われます。ムササビやコウモリが頭上を飛び回る区画も必見です!
闇夜の中でキラリと目を光らせるヒョウ
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全身の針を逆立てながら追いかけっこするヤマアラシ
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ビーチに浮かび上がる幻想的なショー、ウィングス・オブ・タイム
シンガポールを代表するレジャー施設の島・セントーサに、とっておきの夜のエンターテインメントがあります。光と水と音楽を駆使したショー「ウィングス・オブ・タイム」です。海に浮かぶコテージと砂浜が舞台のこのショーは、歌で物語を進めるミュージカル仕立て。火とレーザーと水で派手にショーアップされているので、英語がイマイチの人も大丈夫。雰囲気は十分に解るはずです。
シンガポールの夜景のおいしいとこどり! シンガポール川のナイトクルーズ
シンガポールの夜景をまとめて見るなら、シンガポール川のナイトクルーズがオススメ。涼しい夜風に吹かれながら、ボート・キー、クラーク・キー、マリーナ・ベイ等の夜景を見ることができます。SF映画のようなクラーク・キーの夜景や、ボート・キーの対岸のコロニアル建築群、ライトアップされたマーライオンの姿は、夜に水際から見上げると、昼間とは違った迫力です! ナイトクルーズは数社が運営していますが、ラッフルズ上陸記念の地やボート・キーの桟橋に乗船場がある「シンガポール・リバー・クルーズ」や、クラーク・キーの桟橋とエスプラネードに乗船場がある「ヒッポ・リバー・クルーズ」が有名です。
涼しい屋内スタンドから、熱いナイトレースを楽しむ! シンガポールの競馬
シンガポールの競馬場でナイトレースを楽しんでみませんか? シンガポール・ターフクラブは、全天候型のトラックと、巨大なガラス窓越しにレースを見られる屋内スタンドを持った競馬場です。金曜日の夜にはナイトレースが行われ、仕事帰りの人々が大勢詰めかけます。冷房の効いたアッパー・グラウンドスタンドは、競馬場というよりまるで劇場。清潔でSF的なデザインのスタンドから、夜のトラックを疾走する馬たちを見ていると、まるでセレブになった気分がしますヨ。
掛け方は、日本での単勝式に当たるウィン、馬番連勝複式に当たるフォアキャスト、着順に関係なく1~3着に入る馬のうちの2頭を当てるプレース・フォアキャスト、着順に関係なく1~3着に入る馬を3頭当てるトリオ、三連単に当たるティアース、1~4着の馬を着番どおりに当てるカルテットなどがあります。初心者にはプレース・フォアキャストあたりから入ることをオススメ。スタンドとパドックを往復して、ただ馬を眺めるだけでも、十分に楽しめる快適な競馬場です。
ナイター照明に照らされたパドック
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パドックをまわる馬と騎手
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昼間はいつも暑い常夏のシンガポールでは、夜のエンターテインメント施設に多くの人が集まります。南国ならでは夜間の熱気を楽しんでくださいね。治安はたいへん良い国ですが、手荷物の置き忘れ等にはご用心を。以上、シンガポールナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-04-12