スペシャル記事

歩いて満喫！初シンガポール3日間＋マラッカの旅【後編】

シンガポールで、お隣マレーシアのマラッカで、さらに歩き回ってきました～！

こんにちは～、シンガポールナビのバリ子です！シンガポール・デビューの旅友K子さんをご案内するという名目で、ガッツリと遊びまくっちゃおう♪という魂胆でシンガポールにやって来て2日目。昨日は時々雨がパラついたものの、街歩きも夜景もバッチリ楽しめて大満足。本日も朝からやる気満々で元気いっぱいですよ～！

歩いて満喫！初シンガポール3日間＋マラッカの旅【前編】初シンガポールの友人と3日間シンガポールを歩き回ってきました～！

まずはホテルから歩いてファー・イースト・スクエアを目指し、「ヤ・クン・カヤ・トースト」でカヤ・トーストの朝食を。

シンガポールの朝は、カヤ・トースト！

日本人旅行者も多いので、親切に対応してくれます。

カリッカリのトーストとカヤ・ジャムの相性抜群！

ファーイーストスクエア19世紀から続く中国伝統の寺社や家屋を改装し、現代に甦らせたダイニングエリア＆歴史散策路。今と昔が交差する街角。 Googleマップで見る

ヤ・クン・カヤトースト　ファーイーストスクエア店チャイナタウンの近くで、シンガポールの国民的おやつ「カヤトースト」はいかが？ Googleマップで見る

突然ですが…行ってきます、マラッカ！

出発前にネットでコーチの予約完了。

そして朝食後に向かったのは、ビーチ・ロード沿いにあるバス・ターミナル「ゴールデン・マイル・コンプレックス」。これから向かうのは、お隣マレーシアの世界遺産の街「マラッカ」なのです～！今年はマラッカとペナン島に行きたいと思っていたバリ子ですが、悩んだ挙句にペナン島行きのチケットを押さえたところまではよし。でも、でも、やっぱりマラッカにも行きたい～！と思い始めたら止まらなくなり、「ならば今回のシンガポールと抱き合わせにする他あるまい…」といろいろ調べてみると、マレー鉄道に乗るのは時間的に難しいけど、コーチ予約サイトには片道3時間の道のりと書いてあるじゃあないですか～！「よし、これならいける！」と突発的なアイディアを出発前日慌ててK子さんに打診してみたところ、「うん、いいよ～！」と、毎度のことながら、止めるどころかどこまでも一緒に盛り上がってくださる（笑）そんなこんなでドタバタで決まったマラッカ日帰りの旅に出発です～！

ゴールデン・マイル・コンプレックスでコーチ会社のオフィスを探すも見当たらない～！

中にはタイ料理のレストランやショップがズラリ。

焦ってきたところで、ゴールデン・マイル・コンプレックスではなく、少し先の「ゴールデン・マイル・タワー」と発覚（恥）

【閉鎖】ゴールデンマイル・コンプレックス　（バス乗り場）マレーシア、タイ行きの長距離バスはここから。マレーシア行きの長距離バスは行き先も豊富！ Googleマップで見る

このオフィスでチェックイン。コーチとシートのナンバーを教えてくれます。	すでにスタンバイ中のウルトラマンっぽいコーチ。	これでマラッカまで連れて行ってもらいます。
シートはゆったり快適そう。	各座席にパーソナル・テレビとヘッドセットも完備！	先にマレーシアの出入国カードを記入しておきます。
さよ～なら～、シンガポール！	まずはシンガポールの出国審査。	この橋の向こうはマレーシア。ここまでで約45分。
お次はマレーシアの入国審査です。	荷物を持ってこの建物へ。ちょうどこの日から指紋認証システムか導入され、両人差し指をスキャンされました。	マレーシア入国～！あとはひたすらこんな景色の中をマラッカへ向かって進みます。
途中でトイレ休憩。	小さなパーキング・エリアでこんな売店が1つあるのみ。

シンガポールを出発してから順調にマラッカを目指して進むコーチの旅。シンガポールの出国もマレーシアへの入国も問題なくスムーズにいき、ヤシの木が延々と続く景色を眺めながら休憩ポイントに到着したのですが、実は1つ心配なことが…。何と、この時点でシンガポール出発からすでに3時間経過。本来ならマラッカに到着しているべき時間なのです（汗）恐る恐るドライバーさんに「後どのくらいかかる？」と聞いてみたことろ、「後1時間だよ」ということ。

今日も雨が～！でも着いたらきっと晴れるはず…。				セントラル・ターミナルを経由して、マラッカ市内へ。
来た来た、ピンクの壁が見えた～！		後でじっくり歩き回らねば。		それにしても、えらく長い道のりでした（汗）

ついに5時間のコーチの旅から解放されました～♪

し、しかし、その後もどんどん時間は過ぎていき、マラッカで降車した時には最終的に5時間が経っていました…。「6時間は遊べるから十分だね～！」と出発前は余裕シャクシャクだったバリ子とK子さんも、さすがに滞在時間が正味3時間半しかないとなると少し焦る気持ちが出てくるものの、とにかくまずは街歩きへ出発～！

限られた時間で、マラッカを満喫しますわよ～！


1軒先に進むたびに写真撮影。大興奮のバリ子とK子さん。

バスを降りてから街をテクテク歩き始めると、バリ子もK子さんも歴史のあるマラッカの街並みに大興奮！どんどん歩いて街並みを見たり写真を撮ったりしながらも、少し気になるのはいつまで経っても中心部へ辿りつかないこと。途中3・4回「オランダ広場はどこですか？」と聞くと、みんな「この道をまっすぐ行けばいいよ」と言ってくれるのですが、全く正反対の方向へ向かっていたと気付いたのはかなり歩いてから。暑い日差しが照りつける中なんとかオランダ広場まで戻ると、残された時間は残りあと2時間半（汗）「まずは腹ごしらえして、時間内で楽しむしかないね～！」と、ここから再スタートです。

やっとオランダ広場へ戻ってきた～！	マラッカ川を越えて、	名物チキン・ライス・ボールのランチ
目抜き通りのジョンカー・ストリートとアンティーク・ショップの並ぶトゥカン・エマス・ストリートをぶらぶら。	雑貨屋さんやアンティーク・ショップは味があります。	モスクや中華寺院などが点在。
どうしても行きたかった「ヴィラ・セントーサ」と	「マジェスティック・ホテル」でのお茶もちゃんとできました～！	帰りはセントラル・ターミナルから出発。

マラッカ世界遺産に登録されたマラッカ海峡に面する港町は、カラフルなサーモン・ピンクの建物やニョニャ文化に触れあえる歴史のある街です。 Googleマップで見る

オランダ広場（マラッカ）サーモン・ピンクの建物が色鮮やかな、歴史的建造物の集まるマラッカ観光の中心地。 Googleマップで見る

ジョンカー・ストリート（マラッカ）マラッカのチャイナタウンにあるメイン・ストリート。オランダ広場からすぐで、味のある街並みとショッピングが楽しめます。 Googleマップで見る

トゥカン・エマス通り（マラッカ）寺院やモスク、アンティーク・ショップの合間にマラッカの人々の生活がうかがえる味のある通り。 Googleマップで見る

マスジッド・カンプン・クリン（マラッカ）トゥカン・エマス通りにあるスマトラ様式とヒンドゥー文化を色濃く残すモスク。 Googleマップで見る

ヴィラ・セントーサ（マラッカ）パステル・ピンクやグリーンで彩られたかわいらしい住宅で、マレー村の人々の暮らしぶりに触れてみませんか？ Googleマップで見る

マジェスティックホテル・レストラン（マラッカ）コロニアル調のホテルでアフタヌーン・ティを味わう午後のひとときをマラッカで。 Googleマップで見る

ムラカ・セントラル・ターミナル（マラッカ）マレーシア国内や近隣諸国行きのバスをはじめ、マラッカ周辺への乗り合いバスなどが発着するターミナル。 Googleマップで見る

「シンガに着いたらすぐごはん～」とのん気なバリ子＆K子さんに、またもや事件です、姉さん！

ドタバタのマラッカ滞在でしたが、道中雨が降っていたけど着いたら晴天だったし、一番行きたかった「ヴィラ・セントーサ」と「マジェスティック・ホテル」へもちゃんと行けたし、「軽井沢や清里みたいな中心部の通りより、最初に間違って通った道の方が味があってよかったよね～」と、行けなかった場所、ゆっくり見れなかった場所はたくさんあるのですが、バリ子＆K子さん的にはとっても満足。「後は5時間かけてまたシンガポールへ戻るのか～」とバスに乗り込むと、しばらく進んだ先で大渋滞が発生していて全く車が動かない状態に。隣の男の子が「タンカーとバスが衝突事故を起こしたんだって」と教えてくれたのですが、「一体シンガポールに着くのは何時なのかしら…」とドキドキするバリ子の心とは裏腹に、渋滞地点を過ぎてからのF-1なみのドライバーさんの運転に、結果的には5時間半で再びシンガポールのゴールデン・マイル・コンプレックスに戻ってきました。（このドライバーさんだったら3時間でマラッカに着いたかも！でも怖かったけど…）バスの旅は時間にゆとりをもって計画しないといけないといけませんね。

突然の渋滞！

5時間半かけてシンガポールに到着しました～。

ヘトヘトなのでタクシーを待つけど全然来ない（汗）

何はともあれ、まずはごはん！ここは一発スタミナ食を。

夕方から何も口にせずにバスに乗っていた間に、空腹の波はもうすでに2回訪れては消えていってしまったのですが、スタミナ補給のために明日の朝食にしようと思っていたバクテを食べに行くことに。


夜中0時半にやっとディナーにありつけました。

亜華肉骨茶骨付き豚肉をじっくり煮込んだ胡椒のきいたスープを何度でもおかわり。いつもローカルの方で賑わっています。 Googleマップで見る

バクテ・パワーで復活！そんなワケで真夜中のショッピング・タイムへ突入～！

バクテを食べてまた元気になったので、24時間営業しているリトル・インディアの「ムスタファ・センター」へちょっとお買い物へ。

夜中1時でもこの賑わい。

この品揃え！やっぱりショッピングには外せません！

今回はアユールヴェーディック・ソープとトルコのアップル・ティーなどを購入。

ムスタファ・センターリトルインディアのスーパーマーケットといえばここ！何でも揃ってしかも24時間営業。 Googleマップで見る

盛りだくさんの1日が終わり、明日はついに最終日。明日も朝からガンガン行きますよ～！今晩も、タイガー・バーム湿布の助けを借りて、ゆっくり疲れを落とすことにしましょう。

街歩きは早朝の清々しい時間に！

昨日のマラッカ日帰りツアーの疲れも少しとれたところで、チャイナタウン周辺をぶらぶら街歩き。日中の暑い日差しと湿気を少しでも避けるため、今日は朝から出発です～！


ホテル周辺からニール・ロード、エヴァートン・ロード、ブレア・ロードとショップハウスを見ながら歩きます。

ニール・ロードのプラナカン建築群カラフルなプラナカン建築が並ぶ通り。西洋建築の要素と中国風の屋根瓦や扁額との、ふしぎな融合が魅力的。 Googleマップで見る

エヴァートン・ロードのプラナカン建築群瀟洒なプラナカン建築が左右に並ぶ通り。窓を彩る繊細な透かし彫りや蔓草模様の柱頭に釘付け。 Googleマップで見る

ブレア・ロードのプラナカン建築群華やかなプラナカン建築群が今日も息づいている通り。まるで昔のシンガポールにタイムスリップしたような、不思議なたたずまいに満ちたエリア。 Googleマップで見る

2011年7月に廃止されるマレー鉄道のシンガポール駅。		ここから一度鉄道の旅をしてみたかった～。		これまでにたくさんのドラマがあったのでしょうね。

【廃止】タンジョンパガー駅（シンガポール駅）鉄道ファン必見の駅。移転が決まっても歴史建築物として今後も君臨してほしい！ Googleマップで見る

いい感じにお腹が空いてきた～！「アモイ・ストリート・フード・センター」へ。

大好きなアイス・テー・タリッ（1ドル）と

フィッシュ・ボール・ヌードル（3.5ドル）を。これでスモール！

K子さんはロティ。

アモイ・ストリート・フード・センター隠れた名店の揃うホーカーズ。行列のできるストール（お店）もいっぱい。 Googleマップで見る

食後もまだまだ歩きますよ～！


引き続き、チャイナタウンのショップハウスをぶらぶら見て歩きます。



スリ・マリアマン寺院の中へ。

スリ・マリアマン寺院チャイナタウンのど真ん中に建つ極彩色のヒンドゥー教寺院。精緻な彫像のひとつひとつが、神話を語りかけてきそう。 Googleマップで見る


おっと！頼まれ物の乾物を忘れるところだった～。


ランチはマックスウェル・フード・センターへ。

天天海南鶏飯へ。ランチ前だから、行列もまだ短い。ラッキー！

うう～ん、評判通り、おいし～♪

マックスウェル・フードセンターチャイナタウンの中心部にある大規模なホーカーズ。観光の合間に気軽に立ち寄ってみて！ Googleマップで見る

午後からは、アラブ・ストリート周辺を攻めて、リトル・インディアへ。

ステキな絨毯を横目に、

まずはサルタン・モスクへ。

そしてハジャ・ファティマ・モスクへ。

入ってイスラムの挨拶をしたら、ハジが「おお！ムスリマか？」と大喜び！す、すみません、違います…。

もうすぐソラット（礼拝）の時間にも関わらず、中を見せてくれました。

そのままぶらぶら通りのモスクを見ながらブギス経由でリトル・インディアへ。

K子さんはアクセサリー探し。


今日も色鮮やかです、リトル・インディア。

アラブ・ストリートその名の通りアラビアン・ムード漂う通り。マレー系イスラム教徒が行きかうこの通りは、観光客にもとても人気。 Googleマップで見る

ブッソラー・ストリートモスクのまん前で、異国情緒を味わいながらショッピングしたり、お茶したりできるストリート。 Googleマップで見る

サルタン・モスクアラブ・ストリートのシンボルとして君臨。巨大な金のドームがあるこのモスクは圧巻。 Googleマップで見る

リトルインディアスパイシーな香りと、サリーを着た女性たち。一歩踏み入れればそこはまさにインド！ Googleマップで見る

〆はラッフルズでハイ・ティー

いやぁ～、朝から歩いた歩いた！ショッピングも街歩きも、もう十分に楽しみました～。一旦ホテルで休んだ後は今回のシンガポールの〆、「ラッフルズ・ホテルのハイ・ティー」へ。バリ子は以前にもラッフルズのハイ・ティーに行ったことがあり、その時にステキなホテルのインテリアとエレガントな雰囲気をかな～り満喫したものの、「1度行けば、2度は行かなくてもいいな～」と思ったのですが、要するに、「やっぱり1度は行ってもらいたい！」ということで、いろいろ他のハイ・ティーも考えてはみたものの、「コロニアル好きのK子さんはきっと気に入るはず！」と、2度目のラッフルズに。

ハイ・ティーの始まる15：30前にはすでにたくさんのゲストが。		う～ん、やっぱりステキだわ～！
テーブルには3段トレイが。		お茶はアール・グレイをセレクト。
そしてビュッフェ・テーブルへ。		お茶とお菓子を楽しみながら、やっと優雅な時間を過ごすバリ子とK子さん。
点心あり、		トロピカル・フルーツありでお腹も心も満足～！

ラッフルズシンガポールシンガポール中心にあるビジネス向けホテルのラッフルズホテルは徒歩圏内の市民戦没者記念碑、サンテックシンガポール、ラッフルズシティからは 500m 以内にあります。その他の近隣の見所にはシンガポールシティホール、シンガポール国会議事堂もあります。 Googleマップで見る

ティフィン・ルーム東洋の貴婦人と称されるシンガポールを代表するラッフルズ・ホテルで、優雅なひとときを。 Googleマップで見る

ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました～！コロニアル様式のエレガントなホテルで優雅なハイティーの時間を満喫！

優雅なラッフルズでのハイ・ティーを楽しみ、最後の最後に、ゆったりとした優雅な時間を過ごせました。この3日間がっつりシンガポールの街を歩き回り、そして突然マラッカまで行っちゃったりと、「1週間くらいいたんじゃないかなぁ～」と思うくらいの充実ぶりでした。とはいえ、どこもぶらぶら好き勝手に歩き周り、あまり時間に追い立てられることなく（マラッカ以外）楽しむことができました。

初シンガポールのK子さんが一緒ということもあって、普段はあまり行かない場所にも久しぶりに行けて、シンガポールの楽しさを再認識した今回の旅。次もまた新たな出会いを求めてシンガポールにやって来たいと思います。以上シンガポールナビのバリ子でした～！

ファーイーストスクエア Googleマップで見る

ヤ・クン・カヤトースト　ファーイーストスクエア店 Googleマップで見る

【閉鎖】ゴールデンマイル・コンプレックス　（バス乗り場） Googleマップで見る

亜華肉骨茶 Googleマップで見る

ムスタファ・センター Googleマップで見る

ニール・ロードのプラナカン建築群 Googleマップで見る

エヴァートン・ロードのプラナカン建築群 Googleマップで見る

ブレア・ロードのプラナカン建築群 Googleマップで見る

【廃止】タンジョンパガー駅（シンガポール駅） Googleマップで見る

アモイ・ストリート・フード・センター Googleマップで見る

スリ・マリアマン寺院 Googleマップで見る

マックスウェル・フードセンター Googleマップで見る