シンガポール川を船でゆらゆらと。
シンガポールナビです!今日はシンガポール市内に流れているシンガポールリバーのリバークルージングをご紹介しましょう。リバークルーズでしか撮影できないアングルや船の上でしか見れない景色など、実はとても貴重な体験ができるんです。船に乗りながら現代に至るシンガポールの歴史や風景がどのように変わってきたのかなどの説明も船上で聞くことができ、とても勉強になりますよ。それではナビと一緒に4つのエリア、クラークキー(Clarke Quay)、ボートキー(Boat Quay)、マリーナベイ(Marina Bay)、ロバートソンキー(Rovertson Quay)を巡る船旅に出発!
どこから乗るの?
朝から多くの人が乗船を待っています!
ラッフルズ卿上陸地点の像からも乗船できます!
まず、リャンコートの前にある船着き場からスタート。ほとんどのリバークルーズがクラークキーから出航していますが、そのほかにもリバーサイドには合計7つの船着き場があります。
①マーライオンパーク(Marlion Park Jetty)
②フラトンホテル(Fullerton Jetty)
③ラッフルズ卿上陸地点(Raffles Landing Jetty)
④ボートキー(Boat Quay Jetty)
⑤リバーサイドポイント(Riverside Point Jetty)
⑥リャンコート(Liang Court Jetty)
⑦ロバートソンキー(Robertson Quay Jetty)
上のどこからも乗船することは可能です。また「ここで降りたい!」と船頭さんに目的地を伝えるとそこで下船させてくれることも可能だそう!
昼間は主に2つのコースがあり、1つは3つのエリア、クラークキー(Clarke Quay)、ボートキー(Boat Quay)、マリーナベイ(Marina Bay)を巡る45分コース、もうひとつはさっきの3つのエリア+ロバートソンキー(Rovertson Quay)を巡る60分コースとなっています。どちらのコースもマーライオンパークやマリーナベイサンズなど有名な観光スポットは必ず通るようになっていますが、ロバートソンキーを通る60分コースは昼間のみのクルージングとなっているので、ご注意ください!もちろん昼間だけでなく、夜もリバークルーズは巡航しています。シンガポールの夜景を見ながらクルージングをすることももちろん可能です。
出発するとまず見えてくるのがクラークキー!クラークキーは皆さんも「バーやクラブなどが建ち並ぶ夜の街」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?週末の夜になると観光客だけでなく地元の若者や家族連れなども集まって、かなり賑やかな場所となります。夜と違って昼は人通りの少ない静かで落ち着いた雰囲気になります。また昔から漁村の倉庫街として発展してきましたが、倉庫街の街並みをそのまま残しつつ、再開発されたため、カラフルな造りのお店やレストラン、ワインバーやクラブなどが建ち並び、シンガポールの代表的なアミューズメントスポットのひとつとなっています。
クラークキーから2つの橋をくぐりぬけると、2つ目のエリア、ボート・キーに入ります。ボート・キーはシンガポール川の河口に位置し、ここは漁業から帰ってきた人々が楽しむレストランやバー場所として発展してきたといわれています。川沿いには中華料理・タイ料理・ベトナム料理・インド料理と多国籍なレストランが立ち並ぶグルメスポットとしても知られています。
まず見えてくるのが川沿いに面したたくさんのレストランやバー、その後には高層ビルが建ち並ぶビジネスエリアとなります。空に向かってそびえたつ新しいビル群と、昔ながらの小さなレストランが混在する新旧の文化がまざりあった場所。また向かって左側には「アジア文明博物館」も見ることができ、1つめの橋をくぐれば、右手には有名な「フラトンホテル」も見えます。
フラトンホテルを過ぎると、メインエリアのマリーナベイにやってきました!一番最初に目に飛び込んでくるのがやはりマリーナベイサンズ、そしてマーライオンですね!マーライオンパークには多くの人がマーライオンとの写真撮影をしているのが見えます。船はマーライオンの近くまで船を寄せてくれるのでたくさん写真を撮りましょう!またマーライオンの向かい側には、有名なマリーナベイサンズとシンガポールフライヤーも見えます。ここで船の乗組員が、「写真を撮りましょうか?」と船内を回ってくれるので、是非お言葉に甘えて写真撮影しちゃいましょう!船の上でしか撮れないおススメのアングルで写真撮影に臨みましょう。
船に乗らないと撮れない!?絶好の撮影ショット!
正面からのアングル!
マーライオンの正面からの写真はもちろんゲットしましょう!正面から近い場所での撮影は船からでしか撮れません!またマーライオンとエスプラネードやシティホールを背景にした写真もオススメです。陸地からだとなかなかいいアングルで撮れなかったりします。船はマーライオン手前あたりでスピードを少し落としながら進んでてくれますが、止まったりなどはしてくれませんでした。シャッターチャンスを逃さないようにしましょう!
こちらからの向きのマーライオンも珍しくないですか!?
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エスプラネードと向こうにスイスホテルが見えます!
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マリーナベイから一度船は川を逆流して、再びクラークキーへ。ここで45分コースは終了です。60分コースの乗客はこのまま乗ってロバートソンキーへ向かいます!ロバートソンキーは、以前は地元の会社や倉庫が立ち並ぶ貿易などで栄えたビジネスエリアだったそうですが、今ではお洒落なオープンカフェやアートギャラリーが立ち並ぶ、クラークキーやボートキーとはまた違った雰囲気のエリアとなっています。船の上から気になるお店を探してみて、後から行ってみるのもいいかもしれません。バーやクラブなどもあるので、夜にはクラークキーにも負けないくらいの活気のある場所に変わります。またここは、多くの外国人が住む高級マンションが並ぶエリアとしても有名です。何十階建ての高層マンションが多く見られます。そんな高級感あふれるマンション群を見ながら、ゆったりとした落ち着いたクルージングを楽しむことができます。
いかがでしたか?昼のクルージングは夜とはまた違った景色やシンガポールの街並みを見ることができます。船に乗りながら、4つのエリアを見ていると昔の建物などをリニューアルして新しい街並みと化した、シンガポール人の知恵を感じてみることができます。古い倉庫や建物と新しいビルやマンションとのコントラストも魅力的です。シンガポールにお越しの際は、ぜひリバークルーズで体験してみてください!以上、シンガポールナビでした。