ブッソラー通りを歩いてみました!

サルタン・モスクの真正面でマレー系の雑貨をゲットしよう!

こんにちは~、シンガポールナビのバリ子です!今日はモスクを見学しながらショッピングも楽しんじゃおうということで、ブギス駅から徒歩で訪れることのできるサルタン・モスク周辺へやって来ました~!シンガポールで一番大きなモスクがある「アラブ・ストリート(Arab St.)」周辺は、名前の通り、19世紀初頭にアラブ商人たちが移り住み、その後マレー系の人々が多く集まるようになったイスラムの香りが漂うエリアです。イスラム文化が色濃く感じられる周辺は、リトル・インディアとはまた違ったエスニックな雰囲気で、旅行者にも人気のエリア。それでは行ってみましょ~!
最寄りのMRTはブギス駅

最寄りのMRTはブギス駅

そのままヴィクトリア・ストリートを進んで行きます。

そのままヴィクトリア・ストリートを進んで行きます。

アラブ・ストリート。

アラブ・ストリート。

この一帯には布を扱うショップが軒を並べます。

この一帯には布を扱うショップが軒を並べます。

この辺までやって来ると、ブギス駅周辺とは明らかに雰囲気が異なって来ます。旅行で来るならあまり布を買ったりすることはありませんが、籐家具や雑貨店、イスラム教の宗教用具を売るお店などもあり、プラプラと散策しているだけでも異国情緒を満喫することができます。
ここまできたら、モスクはすぐそこ!

ここまできたら、モスクはすぐそこ!

あ~、見えてきましたよ~!

あ~、見えてきましたよ~!

サルタン・モスクを見学

アラブ・ストリート界隈の中心となるのが、シンガポールで最大と言われるこの「サルタン・モスク」。シンガポールにはイスラム教を信仰する人々も多く住み、至る所にモスクがあるし、マレー系イスラム教徒の人々が集まるマレー・ビレッジもあるのですが、それでもアラブ・ストリート周辺の「カンポン・グラム」と呼ばれるエリアは、今でもシンガポールのイスラム教徒の人々にとっては歴史のある大切な場所なのです。
いきなり目の前にモスクが!

いきなり目の前にモスクが!

すごい迫力ですよ~。

すごい迫力ですよ~。

偶像崇拝を禁止するイスラム教のモスクはシンプルな外観のものも多いのですが、この「サルタン・モスク」は建物自体にも迫力があり、大きなクバー(玉ネギ型のドーム屋根)が金色に光り輝き、とっても威厳が感じられます。バリ子はモスクで見ることのできる幾何学模様のモチーフやモスク内の装飾を見るのも好きなので、今日「サルタン・モスク」にやって来るのがとっても楽しみだったんです。

イスラム教徒の人々は、一日に5回「ソラット」と呼ばれるお祈りを行います。もちろんこの「サルタン・モスク」でも礼拝が行われているのですが、ソラットの時間以外は旅行者も一部モスク内に入って見学することが可能です。
ブッソラー通りを歩いてみました! サルタン・モスク アラブ・ストリート カンポン・グラムブッソラー・ストリート 入口には見学受け入れ時間も書かれています。

入口には見学受け入れ時間も書かれています。

肌の露出が多い服装の時はここでマントを貸してもらえます。

肌の露出が多い服装の時はここでマントを貸してもらえます。

外はとっても暑いのですが、モスクの中は少し薄暗くて、ひんやりとしています。ソラットの時間以外は人気もなく静まり返り、とっても荘厳な空気が流れています。
人気がなく、静寂な内部。

人気がなく、静寂な内部。

ソラットの時間には大勢の人が集まります。

ソラットの時間には大勢の人が集まります。

手前のテーブルにはコーランが。

手前のテーブルにはコーランが。

何が書かれているか全くわかりません…。

何が書かれているか全くわかりません…。

日本語でイスラム教に関して書かれたボードが。

日本語でイスラム教に関して書かれたボードが。

普段詳しく耳にすることがないので、順番に読んでみます。

普段詳しく耳にすることがないので、順番に読んでみます。

ブッソラー通りを歩いてみました! サルタン・モスク アラブ・ストリート カンポン・グラムブッソラー・ストリート ブッソラー通りを歩いてみました! サルタン・モスク アラブ・ストリート カンポン・グラムブッソラー・ストリート モスク正面にはブッソラー・ストリートが。

モスク正面にはブッソラー・ストリートが。

そしてブッソラー・ストリートへ

どっぷりとイスラムの世界に浸った後は、モスクの真正面にある「ブッソラー・ストリート(Bussorah St.)」へ。キレイに整備されたストリートは歩行者専用で、両脇にはお土産ショップやカフェ、スパに宿まで揃っています。シンガポールの定番お土産から、アラブやマレー調の雑貨まで揃い、ここだけでも十分にショッピングが楽しめます。
お土産ショップもたくさんありますよ。

お土産ショップもたくさんありますよ。

順番にいろいろ見てみましょう!

順番にいろいろ見てみましょう!

バティックの布やシャツ。

バティックの布やシャツ。

これは男性が礼拝の時に腰に巻くサロン。

これは男性が礼拝の時に腰に巻くサロン。

プカロガン・スタイルのジャワ・バティック。

プカロガン・スタイルのジャワ・バティック。

ちょっとしたおもちゃも。

ちょっとしたおもちゃも。

マーライオンTシャツも発見!

マーライオンTシャツも発見!

幾何学模様のカーペット

幾何学模様のカーペット

青のはバリ調ですね。

青のはバリ調ですね。

ブッソラー・ストリートは道路の両側に可愛らしいペンキが塗られた小さなお店が軒を並べているのですが、そのお店の前にはヤシの木も同じく整然と植えられていて、来た時間が早かったからなのか、あまり人気もなくて落ち着いた雰囲気です。
整然とショップとヤシの木が並びます。

整然とショップとヤシの木が並びます。

お店の外観もかわいらしい!

お店の外観もかわいらしい!

バックパッカーもあります。

バックパッカーもあります。

カフェはまだオープン前。

カフェはまだオープン前。

ちょっとショップに入ってみましょう。

ちょっとショップに入ってみましょう。

アクセサリーや

アクセサリーや

サロンもあります。

サロンもあります。

少し先からモスクを見ると、キレイですね~。

少し先からモスクを見ると、キレイですね~。

アロマ・ショップはちょっと怪しげ…。

アロマ・ショップはちょっと怪しげ…。

交差するパハン・ストリートはより庶民的な雰囲気です。

交差するパハン・ストリートはより庶民的な雰囲気です。

パハン・ストリートと交わる交差点の先もまだブッソラー・ストリートは続きますが、今日はこの辺で引き返しながら、もう一度ウィンドウ・ショッピングを楽しみます。「サルタン・モスク」まで引き返してくると、周りにはあちこちにオクタグラムが配されていることに気が付きました。「8」はイスラム教でも吉数とされていて、オクタグラム(八芒星)は完全性や無限などを表します。そんなオクタグラムを発見しながら歩いていると、シンガポールのイスラム教エリアに足を踏み入れていることにまた実感が沸いてきますね。
オクタグラムがあちらこちらに。 オクタグラムがあちらこちらに。 オクタグラムがあちらこちらに。

オクタグラムがあちらこちらに。


この近辺には「サルタン・モスク」以外にも2つのモスクがあり、「サルタン・モスク」を正面に見て右手側にはマレー文化を知ることのできる「マレー・ヘリテージ・センター」などもあり、イスラムやマレーの文化に触れたいなら、必ず訪れてもらいたいエリアです。また「ブッソラー・ストリート」からどんどん他の道に入って、アラブ系の食堂や庶民的な商店を覗き見してみるのも楽しいですよ~!以上、シンガポールナビのバリ子でした~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-10-31

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