ウェットマーケットに行ってみよう!

シンガポールの台所へGO!

こんにちは、シンガポールナビです。旅に出れば市場やスーパーマーケット巡りをしてその土地の日常をのぞいてみるのが好きな人!大型ショッピングセンターや、オフィスビルがいっぱい立ち並ぶシンガポールにも、市場(ウェットマーケット)はあるんですよ~。シンガポール人の日々の生活の一部が見えるウェットマーケット巡りをしてみるのはいかがでしょうか!

ウェットマーケットとは?

魚や肉、野菜、果物など生鮮食品を取り扱う市場。その名の通り「wet market  = 濡れている床」のことで生鮮食品を取り扱うお店が多いため、床が濡れているためにその名がつけられたものだとか。特に魚や肉を扱うお店の近くでは床を水で掃除することも多いのか、床が絶えず濡れているところも多いのですが、最近では改装工事をするウェットマーケットも多く乾いた床のところもあります。乾いた床になっても、ウェットマーケットという名前は引き継がれているんですね。いわゆる市場的な感じで、スーパーマーケットよりも新鮮、安いこともあって、地元の人でいっぱい。
ウェットマーケットは通常、朝から正午頃まで。一日中開いているお店というのはほとんどなく、ウェットマーケットへ行くなら午前中早めの時間へ行くのがおススメ。

どんな格好で行けば?

ウェットマーケットにオシャレは不要(笑)!Tシャツなどカジュアルな格好でもう充分です!ウェットマーケットによっては、床が濡れていることもあるので、サンダル履きでは足が濡れるのが気になる・・・、という人は運動靴でもいいでしょう。

支払いは?

お買い物はそれぞれのブースで。商品をもらうときにお金をお店の人に渡す市場スタイルです。支払いは現金で。また現金も50ドルばかりでなく、10ドルや5ドル札を準備しておくのをお勧めします!

ウェットマーケットはどこに?

ウェットマーケットはホーカーズと一緒にあるところが多く、また街の中心部よりも郊外や住宅街によくあります。いわゆる公団とよばれるHDBの近くにある場合が多く、シンガポール人の生活にしっかりと根付いています。比較的中心部に近く、観光客も行きやすいウェットマーケットもあるので、早起きして見に行ってみるのもお勧めです。
○チョンバル・マーケット(MRT Tiong Bahruが最寄り駅)
○テッカ・マーケット(MRT Little India下車すぐ)
○チャイナタウン・マーケット (MRT China Town下車 Smith Street沿い)
テッカ・マーケット

テッカ・マーケット

チャイナタウン・マーケット

チャイナタウン・マーケット

では、ウェットマーケットに行ってみよう!

ナビが選んだウェットマーケットは、リトルインディアにあるテッカ・マーケット。比較的大きく、アクセスも便利。客層は、土地柄インド系ばかりかと思いきや、マレー系の人も華僑系の人も。肉・魚や野菜・果物と取り扱う商品も多いので色々と目移りしてしまいます。

まずは肉売り場から。

肉売り場の近くまで来ると、なんとも生臭いにおいが。豚肉、鶏肉、マトンを扱うお店が多く、お店で肉を切り分けているところも。量り売りになっていることが多いので、部位の指定や、大きさなど色々リクエストに応えてくれそうですよ。

人気?魚売り場!

肉売り場を越え、魚売り場へやってきたら、かなりの人がいます。お店によっても異なるんですが、店頭の魚が人ごみで見えないところも。魚だけじゃなく、魚介類ということで、カニや海老も売っているので、吟味して海老をザルに入れているお客さんの姿は真剣そのもの。ここでも通常量り売りになってます。

野菜の種類の多さといったら。

市場を見て一番楽しいのといえば野菜でしょうか?その国や食文化が垣間見れますよね。日本の市場やスーパーでは見ることのない野菜も多く、野菜の種類も豊富。シンガポールで栽培できる野菜にも限界があるのでほとんどの野菜が輸入。それでも、中華、マレー、インドの食文化にあう野菜が揃うとはすごいですよね!

果物も豊富!

東南アジアの果物って種類も豊富で、日本で手に入れようとするとまだまだ高価だったりしますよね。でもシンガポールではトロピカルフルーツが安く簡単に手に入りますよ。魚や肉を買うってのは旅行ではちょっと無理でも、果物ならちょっと買ってみて、ホテルやベンチなんかで食べてみてはどうでしょう?時期にもよりますが、マンゴ、パパヤ、ドラゴンフルーツが楽しめます。ナビが訪れた日は、店先でおじさんが、ジャックフルーツを切り分け、小分けして店頭に並べていました。
この巨大なジャックフルーツ!

この巨大なジャックフルーツ!

ウェットマーケットに行ってみよう!

ショッピングが終われば休憩!

一通りショッピングが終われば、同じ屋根の下にあるホーカー部分で休憩。フルーツジュースやコーヒーなんかで乾いた喉を潤しましょ。まだ飲み物だけじゃなく、食べ物のお店も開いているのでここでご飯を食べてる人も多いです。これって朝ごはんなんでしょうか?それとも昼ごはん?

いかがでしたか?シンガポールのウェットマーケット。ちょっと行ってみようっていう気になってきたでしょうか?商品を買わなくてもどんな商品が置いてあるのかな~と見てみるだけでも楽しいと思いますよ。是非、シンガポールの台所、ウェットマーケットに行ってみてください。以上、シンガポールナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-03-22

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