全長9km!見どころ満載!綺麗かつ安全に整備されながらも大自然を満喫できる遊歩道で、森林浴をしながらウォーキングやジョギングを楽しみましょう☆
こんにちは、シンガポールナビです。
シンガポールと言えばオーチャード通りやマリーナ・ベイ・サンズなど、ビルの多い都会的なイメージを持たれることが多いのですが、ガーデンシティと称されるほど緑の多い国で、MRTの駅の真裏にマングローブの林が広がっていたり、バスから車窓を眺めていても意外と草花に溢れていることに気付きます。
きちんと整備された公園が多いため、ジョギングやウォーキングを日課としている人も多く、涼しくなってくる夕方から夜にかけては大体どこの公園でも運動をしている人々を多く目にします。
今回ご紹介するサザン・リッジズとは、「マウント・フェーバー・パーク」、「テロック・ブランガ・ヒル・パーク」、「ケント・リッジ・パーク」の3つの公園を繋ぐ遊歩道のことで、全長9キロもあります。どこの公園も綺麗に整備されているため、軽装で気軽に森林浴を味わうことができます。
それでは、サザン・リッジズの見どころをご紹介していきましょう!
マウント・フェーバー・パーク(Mount Faber Park)
サザン・リッジズの中で一番右に位置するマウント・フェーバー・パークは、セントーサ島からロープウェーでもアクセスすることができ、比較的多くの観光客が訪れる公園です。
マウント・フェーバー・パークは文字通り山にあり、上り坂や階段が多いため、入り口から徒歩で入るとかなり厳しい運動になります(笑)シンガポールで2番目に高い山だそうです!坂道を上がっていくのは大変ですが、海抜115mにある展望台まで行くとセントーサ島を望むことができ、天気のいい日であればインドネシアの島々まで見ることができます。
また、公園内にはシンガポール国内にある5頭のマーライオンのうち1頭がいるので、是非探してみてくださいね☆
ヘンダーソン・ウェーブス(Henderson Waves)
サザン・リッジズのハイライトと言えばここ、ヘンダーソン・ウェーブスです!マウント・フェーバー・パークとテロック・ブランガ・ヒル・パークの間を繋ぐ、シンガポール一高い歩道橋なんだそうです。名前にWavesと付いているだけあって、波型のデザインがとてもユニークです。天気のいい日の日没直前に行くと、ヘンダーソンウェーブから夕陽を見たり、また暗くなってくるとライトアップも見ることができるので一度で二度美味しいですよ☆
ここで橋の全体像を写すのにいいスポットをお教えしましょう!橋を渡り切って突き当りのT字路を少し右に進むとすぐ右手に下へ降りる階段があります。そこを半分辺りまで下りるとそこがベストポジションです☆
テロック・ブランガ・ヒル・パーク(Telok Blangah Hill Park)
サザン・リッジズの中心に位置するテロック・ブランガ・ヒル・パークの見どころは「フォレスト・ウォーク」です。ジャングルの中を縫うように橋状の遊歩道が続いており、そう全長は13kmもあるのだとか。遊歩道は網状になっており、とても高い場所も下が透けて見えるので結構ドキドキです!高所恐怖症の方はご注意を!
ここもジョガー達に人気があり、夕方になると結構沢山の人達が走っていますよ。
ケント・リッジ・パーク(Kent Ridge Park)
サザン・リッジズの中で一番左に位置するケント・リッジ・パークは第二次大戦中にシンガポール最後の戦いの一つであるパシル・パンジャン攻防戦という激しい戦闘が行われた場所だそうです。侵略した側である私たち日本人にとってはいろいろ考えさせられる所ではありますが、現在はきちんと整備され、ここもやはりウォーキングやジョギングを楽しむ人々で結構賑わっています。
この公園の一押しは「キャノピー・ウォーク」!野生のシナモンやゴムの木など、背の高い南国の木を間近に見ることができ、まるで森の中を飛んでいるかのようで、とても気持ちいいですよ。運が良ければサルやリスに出会えることもありますよ☆
ホート・パーク(Hort Park)
東南アジア初のガーデニングとライフスタイルをテーマにした公園「ホート・パーク」は植物の展示が凝っていて、花や観葉植物を取り入れたライフスタイルを紹介するショールーム、リサイクルやバリ風庭園などをテーマにした庭園など、ガーデニングに興味のある方なんかはとても楽しめる内容となっています。子供が遊べる遊具も充実しているので、家族みんなで遊びに行けますよ!
アレクサンドラ・アーチ(Alexandra Arch)
テロック・ブランガ・ヒル・パークとホート・パークを結ぶ「アレクサンドラ・アーチ」は先に紹介したヘンダーソン・ウェーブスと同じLOOK Architectsという会社が設計しています。LEDライトによるライトアップが夜7時から夜中0時の間であります。建築に興味のある方は是非訪れてみてください。
全長9kmもあるということで有名な箇所しかご紹介できませんでしたが、他にも絶景ポイントなど見どころがたくさんあります。とても1日で周れるところではないので、自分の興味に合わせてピンポイントで訪れてみることをおススメします。時間に限りのある方はもちろん、時間のある方でも常夏のシンガポールを長時間歩くのは危険ですので、タクシーでのアクセスがいいかも知れませんね。サザン・リッジズで運動したり自然に触れたり、皆さん思い思いの過ごし方で楽しんでください!以上、シンガポールナビでした。