ザ フラートン ホテル シンガポール

The Fullerton Hotel Singapore

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:tikkunn

口コミ掲示板アフタヌーンティーにがっかり

2012-08-01
いろいろ調べて、フラートンホテルのアフタヌーンティーの評判がよいようでしたので、行ってきました。前日に予約もしたのですが、案内された席はお店の一番端、ロビーとの境ギリギリの、1席だけポツンと外れたようなところでした。
スイーツがおかわり自由とのことでしたが、どういうわけか、その一番端の自分達が座っている席を外すように、店員さんがおかわりを持ちながら、客席を回っていました。
他のお客さんには、こちらから声をかけなくても回ってくれているのに・・・。
おかわりに回っている店員さんを目で追っていましたけど、まるで無視されているようでした。
まぁ、「おかわりください」と言えばよかったんでしょうが、他の客はそんなことしなくても、何回もおかわりがまわってきてくれている中では言いにくかったです。

そして、宿泊客らしい欧米人が、ロビーのソファと勘違いしたのか、自分達がアフタヌーンティーをしている席に入ってきて、別に何を注文するわけでもなく、おもむろに新聞を読み始めました。
しかし、店員さんが注意をする気配は全くありませんでしたし、実際してくれませんでした。
普通高級ホテルの店内で人が座っている席(しかも食事中)に、その店の客でもない人を座らせますか??
本当にロビーとの境でしたので、おかわりとかお湯の補充とか、店員さんの目が届きにくいところだったのかな?と諦めかけていましたが、食べ終わったアフタヌーンティの3段トレーの回収はやけに早かったので、そういうことでもないようでした。
挙句の果てには、1人分を二人でシェアしたのですが(それも注文の時に店員さんが、多いようなら一人分を二人でシェアできますよと勧めてくれたのでそうしたのですが)、2人分の請求が来る始末。
お会計を頼んだマネージャー風の男性は、携帯をいじっていて、こちらが声をかけても最初気づいてくれませんでした。

とにかく、最悪な思いをしました。もう二度と行きません。思い出しても腹立たしいです。
単純に席の位置の問題だったような気もしますが、予約していない風の客を普通に店の中央の席に案内していたりと、納得できないことばかりでした。
もし、ここのアフタヌーンティに行かれて、変な席に案内されそうになった時は、気をつけてください。 
訪問日:2012/07
コメント(全3件)

realcubics

2012-08-01
御不快をお感じになられたようでお見舞い申し上げます。
さて、実際に被害に遭われたのかと言うと、請求も予定通りに済み、目障りな非利用客が現れた以外は対応が悪かったということで、これはシンガポールに限らずに「ありがちな」ことです。
まず、様々な習慣、慣習、体格、表情などの違いから、日本人旅行者が海外で店員などに気づいてもらおうとしても目が合わない、手を挙げても見てくれないという問題は古くからあります。
これは日本人旅行者が意識を変えなければいけません。国内のお店でいるようにお客の心の中を察してはくれません。

まず、受付などで利用の意図を明確にして主張することが大事です。店側としてはお客を品定めして、店の売り上げが上がるように席を案内します。たとえば団体観光客を入り口や窓から目立つ位置には案内しません。見栄えのしない客を見せていては後から客が入らなくなりますからね。
同様に注文しなさそうな客は隅っこに置いて、目配りをしなくても済むようにするでしょう。
誤解のないように言えば、これらは店の立場で考えると当然の論理であって、あからさまにそういう態度を取られても泣き寝入りしなければならないと言っているのではありません。

次にマナーやエチケットの問題から言うと、アフタヌーン・ティーやハイ・ティーでシェアをするべきではありません。人数分の注文をするべきものであり、注文数以上の人で手を付けても大目に見てもらえるのは、せいぜい甘いものをつまむ幼児くらいでしょう。(それでも幼児分の何かを他に注文するでしょう。)
「多いようなら一人分を二人でシェアできますよと勧めてくれたのでそうした」のであれば、店側は一人分では多いからおかわりはいらないのだと思ったのでしょう。
一人分では多いから二人でシェアしたのにもかかわらず、お代わりしたのであれば、それは一人分のお代わりではなくて、二人分でのお代わりになってしまいます。
残念ながら、「シェアでお代わり」はいただけません。

日本人観光客はかつてはエコノミック・アニマルで金さえ払えば何でもできるという客でマナーは二の次だから、金だけ払わせてテキトーにあしらっておけ、あるいは金をむしりとれ、と言うような応対を世界各地で受けたこともあります。最近では、レストランで言うと、日本人はものを頼まないので割に合わない、追加注文もしないから隅に座らせておけ、というようなこともあるとうわさに聞いております。
冒頭に書いたように、日本国内での慣習などから離れられない日本人観光客はその場で言うべきことを言わないことが多いです。
座席が気に入らなければ座るべきではない、店員が来ないのであれば来るように要求する。
残念ながら、自分がこの店にとって良い客だと思わせる努力が日本人にはあまりありません。
店や店員を褒めたり、ここで食事することが大いに楽しみであったとか、特別な機会であることをたとえ大げさであっても店に伝えれば、その人は店にとってとりあえずは大事な客になり目を配ることになります。
みなさんには、そういうことも考えて海外のお店を利用することを強くお勧めします。

最後にフラトンの特殊事情を言えば、ここはあくまでロビーを簡単に区切っているだけで、ロビーにはホテルに無関係な通行人もいれば大事な宿泊客もいるので、間違えてラウンジ・エリアに入り込み人がいるわけですが、簡単に排除することはないです。
逆にラウンジがいっぱいになって、普通のロビー・スペースも使っているのではないかと思います。(かつてそういう席もありました。)
閑静なアフタヌーンティーやハイティーをお楽しみになりたい場合は、ロビー・フロアにあるラウンジではなくて、別フロアになっているところをお勧めしますし、逆に敷居が高いのが嫌な方は、こういうロビーの方が気軽でいいかもしれません。 

tikkunn

2012-08-01
>>realcubicsさん
ご返信ありがとうございました。そうなんですか、では見栄えのしない客ということで、端っこにされたのかもしれませんね・・・。あとは、席の交換も求めるべきだったんですね。シェアの件は、一人分か二人分かがわからなかったので(香港ではもともと二人用になっているところが多かった覚えもあり)、「これは何人用ですか?」と聞いたところ、「シェアすることもできますよ。」と言われたのでそうしました。それがあまりよいことではないことも知らず・・・。
初めてのアフタヌーンティーだったので、勝手もわからずでした。
普段、屋台などで食べることが多いので、自分にはこういうのは向いていない、分不相応だったのかもしれません。
コメントをいただいたおかげで、納得できた部分もあり、がっかりもおさまりました。
ありがとうございました。 

realcubics

2012-08-01
勝手にあれこれコメント差し上げましたが、お礼もいただきまして安心しております。
まあ、この種の応対をされちゃうと、される側としては納得いかないんですけどね。
でもここはいい勉強をなさったと思って、今後に生かしてください。

往々にして日本人旅行者は座る場所だとかサービス提供の頻度だとかで悪い待遇を受けやすいです。主張しない、文句も言わない、お金を使わない、事を荒立てない、言いなりになる、と言ったイメージは、残念なことに多くの日本人旅行者にあてはまるように思います。
店の側としても差別するつもりがあまりないにしても忙しければ、リクエストのある客、料理をいろいろサーブした客に目配りすることが優先されるはずです。たとえ、忙しいように見えなくても、何か考えているわけで、それは日本人的な感覚とはたぶん全く違う接客や経営の理論や常識に従ったものでしょう。ですから、こちらも主張しない限り、相手はわかってくれません。
そんな納得できないことが世界にはいろいろあることを知るのも海外旅行の意義といえば意義となるわけで、まあ、今回のことは嫌な思いをなさいましたが被害を受けたわけでもなさそうなので、ここは一つ、社会勉強ということで心に収めていただければと思います。