旅行者のためのシンガポール・インターネット&Wi-Fi事情

旅行中でもネットはチェックしたい! 無料でインターネットを使える場所や、Wi-Fiスポットについてご紹介。

こんにちは、シンガポールナビです。家族と連絡を取ったり、観光情報を確認したり、SNSに書き込みしたり、旅行中でもインターネットをチェックしたいという人は多いはず。今日はシンガポール国内の、ネットに繋がったPCを無料で使える場所や、フリーのWi-Fiスポットについて、具体的にご紹介します。これで旅の間も安心!

シンガポールに着いたらまず家族に連絡。チャンギ空港のフリー・インターネット・アクセス

日本から6時間余りのフライトを終えてシンガポールに着いたら、とりあえず家族に無事到着したことを知らせたい人も多いと思います。こんなとき、チャンギ空港の無料インターネット・スポットが便利! ターミナル1、2、3の2階の出発ホールには、あちこちにインターネットに繋がったPCを無料で利用できるスペースがあります。いずれのターミナルでも、航空機が空港に到着したら、搭乗客はまず2階を通って1階のイミグレーション(入国審査)へ行くことになります。だから1階へのエスカレーターを降りる前に、手近なインターネット・スポットへ立ち寄りましょう。「CHAMGI FREE INTERNET」「Free Internet Access」といった看板が目印です。このスペースでのインターネットの利用は、お一人様1回につき15分まで。手短に連絡を終えたら、エスカレーターで1階に降りて入国審査を受けてくださいね。
ターミナル2の「チャンギ・フリー・インターネット」

ターミナル2の「チャンギ・フリー・インターネット」

無料インターネット・サービスのスタート画面

無料インターネット・サービスのスタート画面

プライバシーを守るPCの配置

プライバシーを守るPCの配置

ターミナル1の無料インターネット

ターミナル1の無料インターネット

PCの台数が多いのが嬉しい!

PCの台数が多いのが嬉しい!

観光案内所の無料インターネット・スポット

市中にもインターネットに接続されたPCを、無料で利用できるスペースがあります。ショッピングの中心地オーチャード・ロードにある観光案内所の「シンガポール・ビジター・センター」には、2台のインターネット閲覧用PCがあり、誰でも自由に使うことができます。カウンターに常駐しているスタッフに一声かけると、セーブモードからWeb閲覧モードに切り替えてくれますよ。「Web Search」のボタンをクリックすると、お一人様1回につき15分までインターネットを使えます。この案内所には、シンガポールの地図や観光地のパンフレット等も豊富に揃っているので、併せてチェックしてみると良いでしょう。
シンガポール・ビジター・センター

シンガポール・ビジター・センター

Web閲覧用PCが奧にあります。

Web閲覧用PCが奧にあります。

一人1回につき15分まで利用可。

一人1回につき15分まで利用可。

ショッピング・センターの無料インターネット・スポット

オーチャード・ロードにはショッピングセンターの中にも、インターネットに接続されたPCを無料で利用できるスペースがあります。世界各国の高級ブランド店やカジュアルなブティックが入っているショッピングセンター「パラゴン」には、3階に無料でネット・サーフィンを楽しめる「インターネット・ラウンジ」があります。吹き抜けの左右に2台ずつ、計4台のPCがあるこのスペースでは、お一人様1回につき20分までインターネットの閲覧が可能。User nameの欄に「user」と打ち込んで矢印のボタンをクリックすると、スタート画面が現れます。このスペースにはリクライニングソファーも置いてあるので、ショッピング中に疲れたときなど立ち寄るのに最適です。
パラゴンのインターネット・ラウンジ

パラゴンのインターネット・ラウンジ

計4台のPCが設置されています。

計4台のPCが設置されています。

「user」と打ちこんで利用開始

「user」と打ちこんで利用開始

スマホを持っていく人は必見! 無料Wi-Fi「Wireless@SG」を使うためのイロハ

シンガポールでは国内の主要な地域で、「Wireless@SG」という無料のWiFiネットワークを使うことができます。そのためiphoneやipad、無線LANの機能を持つノートPCを持っていく人は、旅行中でも市中のショッピングセンターや公共施設などでインターネットを利用することが可能です。「Wireless@SG」を利用するには、以下の手続きでアカウントを取得する必要があります。
1. 上記のWireless@SGのサイトにアクセスする。 ※日本からのアクセスは出来ないようです。
2. Register for a Wireless@SG Accountをクリックする。
3. M1、Singtellなどの中から、利用するキャリアを選んで、各キャリアのリンクへ。
4. シンガポールの携帯電話番号の場合は、名前、ユーザー名、生年月日などを入力。入力画面にあるNRICではパスポート番号を入力してください。
5. 日本を含む海外の携帯電話番号の場合は、電話番号を入力。
この後、通常は携帯電話番号にSMSでユーザーIDとパスワードが送信されてきます。日本を含む海外の携帯電話番号の場合にもSMSで送信されますのでご注意ください。

【さらに裏ワザ】
このような手続きが面倒という方には、もっと簡単な方法があります。実はチャンギ空港のインフォメーション・カウンターで、「Wireless@SGを使いたいのですが…」と申し出ると、その場でユーザーIDとパスワードを発行してくれるのです。その際にはパスポートの提示が必要です。シンガポールの到着日に時間の余裕がある方は、こちらの方がラクかも知れません。

【さあ接続してみよう!】
実際にお手持ちのスマホでインターネットを使う場合は、まずブラウザを立ち上げて適当なサイトを開きます。するとブラウザにWireless@SGの初期画面が表示されるので、Service Providerの欄で選択したキャリアを選び、8で確認した(あるいは空港で発行した)ユーザーIDとパスワードを入力します。無事に認証が通ったらアクセス開始。アイオン・オーチャードやウィスマ・アトリア、パラゴン等の主要なショッピング・センターや、スターバックスやマクドナルドなどの飲食チェーン店で、気軽に利用することができます。どうぞお試しください。
ブラウザに表示される、Wireless@SGの初期画面

ブラウザに表示される、Wireless@SGの初期画面

登録したキャリアを選び、IDとパスワードを入力

登録したキャリアを選び、IDとパスワードを入力

日本からWi-Fiルーターを持って行く

旅海外出張や仕事の関係で、常にメールのチェックやインターネットアクセスが必要という方、もしくは方向音痴で無料Wi-Fiのある場所までたどり着くことが出来なさそう、そんな方には、日本から海外モバイルWi-Fiルーターのレンタルもおすすめです。

国を挙げて観光振興策を実施しているシンガポールでは、外国人観光客がインターネットを自由に使える環境が整っています。いろいろな場所からインターネットにアクセスして、シンガポールの最新情報を探したり、シンガポール旅行の様子を身近な人々に伝えたりしてみてくださいね。以上、シンガポールナビでした。
関連タグ:インターネットWi-Fi

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-07-04

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