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SMAPが歩いたのはここ！夜のマリーナベイ・サンズのスカイパークを楽しもう

夜闇に宇宙船が浮かぶかのような空中庭園。涼しい風の中で、夜景やレーザーショーを堪能しましょう！

こんにちは、シンガポールナビです。ただいまシンガポールで一番アツい観光地はマリーナベイ・サンズ・スカイパーク。SMAPがコマーシャルの撮影をした場所としても有名で、日本からの観光客も大幅に増えました。今日は夜の空中庭園の観光ポイントや、SMAPが歩いた場所などを、詳細にご紹介します！

シンガポールの日没時間は19:00過ぎ。夜景を楽しむには19:30過ぎに訪れるとバッチリ！

サンズ・スカイパークは、マリーナベイ・サンズの３棟のホテルタワーの上に造られた船型の空中庭園。57階、地上200mの高さにあり、マリーナ湾のきらびやかな夜景を一望することができます。チケット売り場はホテルタワー３の玄関から地下１階に降りたところにあり、専用エレベーターで56階の空中庭園入り口まで直行します。シンガポールの日没時間は年間を通して19時過ぎ。だから夜景を楽しむには、19時30分過ぎに訪れるのがベターです。昼間の暑さとは対照的に、涼しい夜風が吹いていることも魅力です。

サンズ・スカイパークのチケット

エレベーターのそばにある全体模型

一気に56階まで上がるエレベーター

地上の星を見下ろす展望デッキへ。北側の景色はシンガポール・フライヤーがポイント

エレベーターが56階に到着すると、北側の展望デッキへ出られます。全面ガラス越しではない、オープンエアの展望台から見られる夜景は迫力！　まずは北側の景色を見てみましょう。星が瞬くような地上を見下ろした瞬間、目に入ってくるのは世界最大規模の観覧車、シンガポールフライヤー。一番高い部分は地上から165mもあり、1週するのに30分もかかる壮大なアトラクションです。赤、青、紫、緑・・・と色が変化していくので、シャッターチャンスを待ち構えて写真を撮るといいでしょう。

マリーナベイ・サンズのパンフレットの、空中庭園全体図。赤い枠内が展望デッキ、青い枠内がガーデンエリア。

北側に見える世界最大規模を誇る観覧車、シンガポールフライヤー。赤、青、紫、緑・・・と刻々と色を変えていきます。

シンガポール・フライヤー都市国家シンガポールが誇る世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」に乗ってみよう！ Googleマップで見る

北西方面に目を向けると、マリーナ湾に突き出たステージと色分けされた客席があります。ナショナル・デーなどのイベントに使われる会場で、建国記念日にはここから航空ショーも見られるんですよ。ステージから手前に目線を移すと、卵が割れたような不思議な形の物体があります。これはアートサイエンスミュージアムの建物で、れっきとした完成品。ライトアップされて白く輝く建物は、夜間にはいっそう巨大な卵の殻のように見えます。

マリーナ湾に突き出したステージ

アートサイエンスミュージアム

展望デッキにはバーもあります。

アートサイエンスミュージアム11年2月にオープンした蓮のデザインが斬新なミュージアム。マリーナベイ・サンズでひときわ目立つ建築物！ Googleマップで見る

シェントン・ウェイを一望できる西側のデッキ。マーライオンを探そう！

展望デッキから西側を見ると、シェントン・ウェイの摩天楼を見ることができます。高層ビルを彩る様々な色の光は、まるで宝石箱をひっくり返したよう。UOBプラザやOUBセンター、メイバンクタワーなどのビルが特に目立っています。右手に見える横長のクラシックな建物はフラトン・ホテル。1928年に建設された重厚な建物は、ドーリア式の円柱に支えられて宮殿のような風格が漂います。その右手前に目を移すと、マリーナ湾に向かって光を放っている白い物体が見えます。そうです、これがマーライオンです！　光に見えるのはライトアップされた水で、照明に浮かび上がるマーライオンと併せて、水面に輝く漁り火のように見えます。夜も働くシンガポールのシンボルを、ぜひ上から探してみてください。

シェントン・ウェイの夜景を見る人々。夜風が気持ちいい。		シェントン・ウェイの摩天楼。ビルの灯りが宝石のよう。
右手にいるのがマーライオン。夜も水を吐いています！		色とりどりのビルのライトに取り囲まれたマリーナ湾

ザフラートンホテルシンガポールザフラートンホテルシンガポールはビジネス向けホテルで、シンガポールのフィナンシャルディストリクトシンガポール周辺に位置し、近隣にはカヴェナ橋、シンガポールシティホール、シンガポール国会議事堂があります。その他の近隣の見所にはラッフルズプレイス、Chinatown Heritage Center もあります。 Googleマップで見る

マーライオンパークご存じ、シンガポールのシンボルがいる公園。実物は迫力！　世界中からやって来る観光客でいつもにぎやか。 Googleマップで見る

SMAPが歩いたのはここ！　ガーデンエリアと屋外プール

展望デッキの西側の通路を歩いていくと、サンズ・スカイパークの目玉の屋外プールが見えてきます。目の前にプール、右横にはマリーナ湾の夜景を一望できるこの場所は、ここが空中庭園であることを最も実感できるエリア。弧を描くプールの下には、サンズ・スカイパークを支えるホテルタワーと、何もない空間がはっきり見えているのです。なんだか急に怖くなりそう！？
さらに通路を左に曲がると、落ち着いた木の壁に囲まれた通路があります。ガラスの扉を出て、観葉植物の壁に沿ったフローリングの通路が続き、その左手を見ると・・・SMAPがソフトバンクのコマーシャルで闊歩した、白い石畳の並木道が伸びています！　ここはガーデンエリアと呼ばれる空間（５枚目の写真の「空中庭園全体図」参照）で、並木道は夜間でも昼間のように明るく照明に照らされています。思わずSMAPよろしく「The Loco-Motion」を歌いながら歩いてしまいそうです。

弧を描くプールとホテルタワーを一望

木の壁に囲まれた通路を通り…

左手を見るとガーデンエリア

SMAPがCMで闊歩した並木道

ガーデンエリアの木のベンチ

そして並木道の右手には、断崖の上の湖のようなプールが広がっています。柵などの障害物なしにマリーナ湾の夜景が見られるインフィニティ・プールは、まるでSF映画みたい。一般客はプールサイドを歩くことはできませんが、インフィニティ・プールとガーデンエリアの通路を隔てた白い布の間から、この信じられないようなインフィニティ・プールを見ることができます。なお、こちらのインフィニティ・プールは宿泊者だけが入れるので、ぜひマリーナベイ・サンズに宿泊して楽しんでみてくださいね。

シェントン・ウェイの夜景を一望できるプール

プールの淵から夜景を堪能する人。まるで崖の上みたい。

スペクトラの光線を間近で堪能！

ガーデンエリアから屋外プール越しに夜景を見ていたら、突然青いレーザー光線が夜空を染めてびっくり！　これは「スペクトラ」の光で、マリーナ湾のエスプラネード橋方面からは、レーザー光線やサーチライトを駆使した光と水のショーを見ることができます。サンズ・スカイパークの西側の壁から放たれる青や緑の光は、ガーデンエリアから見るとプールの水面に反射してたいへん幻想的。ショーは毎晩20時と21時に、金曜日と土曜日はこの2回に加えて22時にも行われています。この時間にサンズ・スカイパークを訪れたら、目の前で放たれる光の矢をぜひご覧ください。

地上からマリーナベイ・サンズの全景を見てみよう

57階のサンズ・スカイパークからの夜景を楽しんだ後は、反対に地上から、マリーナベイ・サンズが闇の中で輝く姿を観てみませんか？　マリーナ湾の西岸にあるエスプラネード橋やマーライオン・パークへ足を運ぶと、３棟のビルの上に宇宙船が停泊しているようなマリーナベイ・サンズの全景を見ることができます。マリーナベイ・サンズ・ライト＆ウォーターショーの時間に当たれば、サンズ・スカイパークの壁面から青や緑の光が放たれる、ダイナミックなショーを楽しめますよ。ホテルタワーの手前にあるカジノやサンズ・エキスポ・コンベンション・センターもライトアップで色を変え、華やかさに目がくらみそうな光景です。