ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました~!

コロニアル様式のエレガントなホテルで優雅なハイティーの時間を満喫!

こんにちは~、シンガポールナビです!今日はシンガポールを代表するホテル「ラッフルズ・ホテル・シンガポール」へやって来ました。シンガポールの文化遺産にも指定されている「ラッフルズ・ホテル」は、イギリス植民地時代の雰囲気を色濃く残す白亜のコロニアル建築で、シンガポールに数あるコロニアル様式の建築物の中でもひときわ目を引く美しさ。シンガポールを訪れた多くの著名人たちにも愛され、サマセット・モームが「東洋の貴婦人」と称賛したり、日本では村上龍の小説「ラッフルズホテル」の舞台となったことでもご存知の方が多いのではないでしょうか。また、シンガポールのシグネイチャー・カクテル「シンガポール・スリング」の発祥の地でもあり、現在はホテルに隣接する「ラッフルズ・アーケード」でショッピングも楽しめるシンガポール観光では外せないスポットです。

そんな「ラッフルズ・ホテル」にやって来たナビの目的は、「ティフィン・ルーム」でのハイ・ティー!本場イギリスでは、軽食に肉料理や魚料理も供される簡単な夕食として楽しまれますが、シンガポールでは午後の早い時間から夕方までの間に提供され、トラディショナル・スタイル以外にも、独自のスタイルとして多民族国家ならではの点心やインド系スナック、マレー菓子なども並ぶのが特徴です。中にはお寿司などが提供されるところがあったりと、ハイ・ティーの内容と、雰囲気やインテリアなどの両面を考慮してもいろいろな選択肢がある中で、やはり「ティフィン・ルーム」のハイ・ティーは、是非一度は足を運びたいシンガポールを訪れる多くの人の憧れの場所。実はナビは以前にも利用したことがあり、正直なところ、「2度は行かないかも…」と思っていたのですが、初シンガポールの友人を案内するとなっては話が別!単なるホテル・ダイニングではない、シンガポールの歴史と共に歩んできた美しい歴史的建造物で優雅にハイ・ティーを楽しんでもらいたい!と久々に予約を入れてみました。

まずは予約から

シンガポールに着いてから電話で予約を入れることも可能ですが、メールで簡単に予約ができるので、すでに旅行中の日程が決まっている場合は、出発前にメールで予約を入れてしまいましょう。予約の際にはティフィン・ルームのアドレスへ、「ハイ・ティー」の予約をしたい旨と、希望の日時、滞在中の連絡先を書いてメールを送信するだけでOK!折り返し「ティフィン・ルーム」からは、希望の日時に予約が完了したこと、そしてナビの予約番号、予約時間から15分を過ぎると予約がキャンセルされること、そしてドレス・コードはスマート・カジュアルであるなど書かれています。

ハイ・ティ当日は少し早めに到着して、まずはステキなホテルの雰囲気を味わいましょう。

そしてハイ・ティー当日、やって来ました「ラッフルズ」!う~ん、やっぱりステキだわぁ~。貴婦人のようにエレガントな佇まいに、まずはホテルの前でため息が一つ。
エントランス部分に足を踏み入れて、またウットリ! エントランス部分に足を踏み入れて、またウットリ! エントランス部分に足を踏み入れて、またウットリ!

エントランス部分に足を踏み入れて、またウットリ!

ハイ・ティーの利用の場合は、このステキな正面玄関から中へ入るのではなく、左側の通路へと進みます。
正面玄関に向かって左側へと進みます。

正面玄関に向かって左側へと進みます。

すでにたくさんのゲストが待っています。

すでにたくさんのゲストが待っています。

バー&ビリヤード・ルームを過ぎた先、右側が入口。

バー&ビリヤード・ルームを過ぎた先、右側が入口。

ハイ・ティーが始まるまでは、このステキな「ラッフルズ」を満喫することにしましょう。他の皆さんもそれぞれカメラ片手にパーム・ガーデンの美しい噴水の写真を撮ったり、記念撮影をしたりしながら、ハイ・ティーまでのひとときを過ごしていらっしゃいます。
ティフィン・ルームの入口前にはパーム・ガーデンが。

ティフィン・ルームの入口前にはパーム・ガーデンが。

美しい噴水の左隣がバー&ビリヤード・ルームではランチ、ディナー、サンデー・ブランチが。

美しい噴水の左隣がバー&ビリヤード・ルームではランチ、ディナー、サンデー・ブランチが。

皆さんカメラを持ってあちこちで撮影しています。

皆さんカメラを持ってあちこちで撮影しています。

パーム・ガーデンの奥へ。

パーム・ガーデンの奥へ。

こちらから先はレジデンス・エリア。

こちらから先はレジデンス・エリア。

いつか泊まってみたいわぁ~。

いつか泊まってみたいわぁ~。

ハイ・ティーの時間になりました。1組1組順に中へと案内してもらいます。

純白のテーブル・セッティングとインテリアに、黒のイスと金のシャンデリアが何ともシックでステキ! 純白のテーブル・セッティングとインテリアに、黒のイスと金のシャンデリアが何ともシックでステキ!

純白のテーブル・セッティングとインテリアに、黒のイスと金のシャンデリアが何ともシックでステキ!

テーブルに着くと、すでに3段トレイにはフィンガー・サンドイッチやケーキなどが用意してあり、ウェイターさんにアール・グレイかダージリンのどちらかをリクエストします。シンガポール・スリングも別料金でオーダーできますよ。
テーブルには3段トレイが用意してあります。

テーブルには3段トレイが用意してあります。

紅茶はアール・グレイかダージリンを。

紅茶はアール・グレイかダージリンを。

外の照りつける日差しから、涼しい室内に入ってハープの演奏を聴きながら飲むアール・グレイの格別なこと!普段はあまり紅茶は飲まないナビですが、「やっぱり紅茶っておいしいわぁ~」と味わいながら、まずはゆっくりとお茶を楽しみます。そしてテーブルの3段トレイに手を伸ばし、おしゃべりをしながら優雅なひとときを。
まずはサンドイッチから。

まずはサンドイッチから。

ケーキ

ケーキ

タルトとマドレーヌ

タルトとマドレーヌ

落ち着いたエレガントな雰囲気ではあるものの、ここでもみなさんこのステキな空間の写真を撮ったり、記念写真を撮ったりと、旅の思い出作りも忘れてはいません。ナビもお隣りのテーブルのご家族に「写真を撮ってもらえますか?」とお願いされたので快く引き受け、「代わりに君たちも撮ってあげようか?」と、なんとも和気あいあいとしたムード。

3段トレイはプレートが空になるとウェイターさんがやって来て「新しいものをお持ちしましょうか?」と、何度でも持ってきてくれます。が、ビュッフェ・テーブルもあるので、こればかりをたくさん食べてしまうワケにもいきません。

ビュッフェ・テーブルにも美しいお菓子が並びます

「ティフィン・ルーム」のハイ・ティーには、トラディショナルな焼き菓子をはじめ、点心やトロピカル・フルーツのビュッフェ・テーブルがあります。
これがビュッフェ・テーブル。焼き菓子は全部で10種類。 これがビュッフェ・テーブル。焼き菓子は全部で10種類。

これがビュッフェ・テーブル。焼き菓子は全部で10種類。

トロピカル・フルーツ・サラダ

トロピカル・フルーツ・サラダ

バナナとチョコレートのタルト

バナナとチョコレートのタルト

ココナッツ・ライス・プディングとライム&マンダリン・ゼリー

ココナッツ・ライス・プディングとライム&マンダリン・ゼリー

マンゴー・タルト

マンゴー・タルト

スコーン

スコーン

マンゴー・パッション・フルーツ・ジャム、ストロベリー・ジャム、クロテッド・クリームを添えて。

マンゴー・パッション・フルーツ・ジャム、ストロベリー・ジャム、クロテッド・クリームを添えて。

バナナ・ケーキ

バナナ・ケーキ

ミルク・チョコレート・バナナ&パイナップル・ジンジャー・ケーキ

ミルク・チョコレート・バナナ&パイナップル・ジンジャー・ケーキ

フルーツ・パテ

フルーツ・パテ

ブレッド&バター・プディング

ブレッド&バター・プディング

点心系は4種類(シーフード餃子、クリスタル餃子、ミニ・チャーシュー包、シューマイ)

点心系は4種類(シーフード餃子、クリスタル餃子、ミニ・チャーシュー包、シューマイ)

それに6種類のトロピカル・フルーツが。

それに6種類のトロピカル・フルーツが。

ハープの音色が流れる中、ゆったりとティー・タイムを

ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました~! ラッフルズ・ホテル ティフィン・ルーム ハイ・ティー ハイティーアフターヌーンティー ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました~! ラッフルズ・ホテル ティフィン・ルーム ハイ・ティー ハイティーアフターヌーンティー
ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました~! ラッフルズ・ホテル ティフィン・ルーム ハイ・ティー ハイティーアフターヌーンティー ラッフルズ・ホテルでハイ・ティーを楽しんできました~! ラッフルズ・ホテル ティフィン・ルーム ハイ・ティー ハイティーアフターヌーンティー
お茶を楽しみながら焼き菓子や点心を順に楽しんでいると、ハッピー・バースデイの歌を歌う声が。かわいらしいケーキと共にウェイターさんたちが1つのテーブルを取り囲みました。うわぁ~、ハイ・ティーで誕生日のお祝いっていうのもとってもステキ~!「ティフィン・ルーム」内にいる全てのゲストが一緒に歌い、拍手をし、お祝いをしました。こんなステキな演出、ナビも憧れます~!

雰囲気もお菓子もお茶も思う存分楽しみ、帰りにロビーの中を少しだけ見学させていただき、なんとも優雅なひとときを満喫しました。やっぱり「ラッフルズ」はとってもステキでした~!いろいろな場所で楽しむことのできる「ハイ・ティー」ですが、やはりシンガポールに来るなら1度は是非訪れたい「ティフィン・ルーム」のハイ・ティー。みなさんも、少しだけオシャレをして、優雅な午後のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。以上、シンガポールナビでした~!

他のエリアの「お茶、コーヒー事情」もご紹介

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-06-21

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